来年のオリンピック開催地ということもあってか、最近では日本のCMでブラジルを意識したものが多く出てくるようになった気がします。
そこに登場するのはサンバ、褐色の美女、コーヒー、トロピカルフルーツなど。
なんだかどれもヘルシーな感じがしますね。
たしかにブラジルには南国フルーツをはじめ、日本で流行のスーパーフードも豊富です。
近所のスーパーマーケットのオーガニックコーナーでは、こんな飲み物も発見しました↓↓

そして缶をよく見ると、なんとカタカナ表記で「オルガニック」とありました。
日本の通販サイトを見たら同じ商品が売られていたので、はじめから日本のマーケットを視野に入れて作っていたのかしら?と思ったり。
ビタミンCが豊富なアサイーに、血行を促進してくれるガラナ。そしてダイエット効果の高いマテ茶が入っているので、あらゆる側面から美容と健康をサポートしてくれそうです。
だんだん寒くなってきて、代謝が落ちやすい季節にはピッタリのドリンクかも(^-^)
日本で注目されるほど、ヘルシーで美容に良いものがたくさんあるブラジル。
しかも最近は健康志向が高まっていて、ジムに通ったり、ランニングをしたり、ヘルシーな日本食レストランに行ったり、オーガニックな食材を買うのが流行りだそうです。
「それなら、さぞかしスレンダーで綺麗な人が多いんだろう!」と思ってサンパウロの街を歩いてみると、意外にも健康的に締まった体型をしている人は多くありません。
「みんな毎朝アサイーボウル食べているんじゃない?!」
「スーパーフードは身近な食材じゃないの?!」
と、ブラジルに来たばかりの頃は疑問ばかり。
でもブラジル人の食生活をよく見てみると、その謎が解けました。
ここからは日本人にはビックリなブラジルの「食の常識」4連発をお届けします↓
【その1】炭酸ドリンクのSサイズがLLサイズ

選べるドリンクも基本的には甘い炭酸飲料ばかりなので、かなりカロリーが高そうです。
ブラジル人は一人で飲め干してしまうそうですが、日本人はシェアして丁度良いかも。
【その2】わたあめが巨大すぎる

日本食であるヤキソバがあるのも驚きですが、それ以上にビックリするのがわたあめの大きさ。作っている人の顔がゆうに隠れるくらいのビッグサイズです。
【その3】甘いものをとことん甘くする

また、最近サンパウロで流行っているお洒落なカップケーキも、見ため以上の甘さで半分も食べたら胃がもたれてきます。
【その4】旨みは油と塩で作る
ブラジルを代表する料理のフェイジョンやピッカジーニョ、それに国民的なチーズパンのポンジケージョ。どれも美味しくてお店でよく食べていましたが、料理教室で作り方をおそわってみてビックリ。
基本の味付けはたっぷりの油と塩でした。
ただでさえブラジル料理は味が濃いものが多いと思っていたけど、実際に作ってみると「こんなにも油を使っていたんだ・・・」と愕然としました。
ブラジルでは美味しいものほど、食べ過ぎには要注意のようです。
こうした食生活では、かなりストイックに努力しないと運動量が摂取カロリーを上回るのはなかなか難しそうです。
日本人がイメージする「ナイスボディな褐色の美女」がいないわけではないのですが、決して街中に多くないのも納得してしまいます。
むしろブラジル人の間では、「日本人の方がヘルシーな日本食を食べているから、綺麗で痩せている人が多い」という評価がされていることも、こうしてみると一理あるような気もします。
日本人もブラジル人も、お互い「外」のヒト・モノの方が良く見えるものかもしれませんね。
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