アマンというと、人里離れた自然豊かな秘境にひっそりと建つ隠れ家リゾートの印象が強いかもしれませんが、北京のアマンは昨年開業した東京と同じ都市型のリゾート。
西太后が愛した夏の離宮「頤和園」に隣接して建てられています。
2008年開業。
レセプション棟。

アマンリゾーツの多くがそうであるように、こちらのリゾートも客室は基本的にヴィラですが、ホテルタイプのお部屋もあります。
自転車置き場の横の門をくぐると、私達が泊まったホテル棟があって…

これがその建物。

西洋風の朝食は特別めずらしいものではなかったけれど、


卵料理のつけあわせのキノコソテーがおいしかったです。
それよりも、中国風の朝食のほうが私は楽しめました。


こちらは「豆腐脳」と言って、北京のローカル朝食の定番品だそうです。
温かい寄せ豆腐に具だくさんの葛あんがかかっている感じです。
栄養があって胃にやさしい食べ物。
左側のフランスパンのようなものは「油条」です。
揚げパンと油揚げの中間みたいなカリカリした食感。
中国文化圏へ行くと、お粥や豆乳スープの友としてよく出てきます。
これはワンタンスープと蒸し物のセット。

北京なので「フントン」と言います。(「ワンタン」は広東風の呼び方。)
お粥。

具入りのお粥ですが、スープ粥ではなく白粥ベース。
具はチキン、ポーク、シーフードから選べました。
いわゆる焼きそば。

どうやら中国では、料理の色の濃さと味の濃さはあまり関係ないみたいです。
上に挙げた豆腐脳の葛あん同様、こちらも濃い茶色をしているけれど柔らかい味付けで、朝から焼きそばってちょっとびっくりするかもしれませんが、意外としっくりお腹に収まりました。

お天気に恵まれ、良い滞在となりました。

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