情報社会といわれる今、日々のニュースやインターネットなどを通じ、私たちは世界中の今を覗くことができるようになってきました。
しかし、その情報は出されている情報の中一つであり、本当はその情報とは違った一面があったりもします。情報は情報であり、その情報には見えない部分も現実の中ではあることを忘れないのも大切だなとも感じます。
また、私たち一人一人がしっかりと意見や理解を持ち、考えること。
現状を知ること、そして考え、行動することも大切ですね。
先日、国際協力に参加することで世界を学ぶ。NGO CAREのお料理『料理de国際協力』に参加してきました(*´ω`*)
『料理de国際協力』とは、イベントに参加することでその参加費の売り上げの一部が国際協力へとあてられるもの。
また、参加することで、お料理はもちろんのこと、普段の生活ではなかなか学ぶことのできない国の生活や食文化などを学ぶことができる学習イベントでもあります。
今回のお料理は中東ごはん。
おいしいお料理とともに、『シリア』についても学ばせていただきました。
シリアは中東西アジアに位置し、首都は『ダマスカス』
母語は『アラビア語』であります。
今回のイベントは、シリアの写真の数々が紹介されました。そこには美しい町があって、笑顔の子どもたちがいて、美しい自然に囲まれ、様々な文化もあります。しかし、残念ながら、現在のシリアは大変危険で私たちが旅行に行くのはもちろんのこと、シリアの人々にも危険な国になってしまったそう。。。
そんなシリアの人々の多くはイスラム教徒で、羊や鶏肉は食べることができますが、豚肉は食べません。
また、お酒も飲めないとのこと。
また、食べることのできる羊や鶏肉も、日本のお肉は食べることができないんだそう。その理由はお肉の切り方で、イスラム式のお肉は、生きた動物を苦しめないように祈りながら切ったお肉。
なので、日本に住むイスラム教の人々は、日本のレストランなどでのお食事もすることもあまりないんだそうです。
しかし、日本にいるシリア人の人々に人気な日本食もあって『お寿司』はみんな大好きなんだとかっ(*´ω`*)

今回のお料理レッスンは、中東ごはん『ショルバト・アダス(レンズ豆のスープ)』『マクルーバ(アップサイドダウン・ライスケーキ)』

久しぶりのお料理教室。
大好きだった『家庭科』の授業を思い出します。

今回は日本のお肉を使用。
味付けにクミンやガラムマサラ、オールスパイスなどのスパイスを聞かせたものなので調理中に香りが広がりもわくわくわくわく。

一人で作るお料理も好きですが、みんなで作るとさらに楽しいですね。
お肉のソースとサフランライスを2層に重ね、みんなの協力で『マクルーバ』が出来上がりました。

きれいにカットすれば見た目も美しいライスケーキ。
これにプレーンヨーグルトをかけていただきます。

『ショルバト・アダス』
レモンをふりかけていただけば、ハーブと酸味の利いた本格的なお豆のスープに仕上がりました。

一緒に『ルイボスティー』もいただいて。
いつもとは違ったお料理に大感動!
参加することでの国際協力イベントではありましたが、とっても楽しく、おいしく、また沢山の出会いや学びのあったひと時。
次回は、『シリア』を舞台にした映画上映会のチャリティ企画が行われるとのことですので、またご紹介させていただきますっ(*´ω`*)
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