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100均シロップ+速乾ベースコートで作る水彩あじさいネイル

100均シロップ+速乾ベースコートで作る水彩あじさいネイル

■不器用さんも安心、ワンコインでジェル風の水彩アートを


 わたしはそう器用なほうではなく、どうにも絵心も無いため、ラインを描くアートは苦手です。また、現状凝ったデザインは「ここぞの一日向け」にしたいため、ジェルには手が出しづらい状況。
 そんなセルフ&ポリッシュ&不器用派が「わたしでもコレなら遊べましたよ!」と言える便利なアイテムを見つけたので、簡単なアイデアとともにご紹介します。

・ポリッシュでジェルに近いデザイン・仕上がりを
・不器用な人にもおすすめの扱いやすい製品で
・低コストで身近に揃う100均製品で
・特別な道具や習熟・センスを必要としない

 というのが今回の記事のコンセプト。

 デザインは初夏向けの水彩あじさい調でシック&さわやかを目標に!
 器用な方なら同じテクニックでもっと素敵なデザインができると思います。

■「ジェル風水彩」の要は半透明ホワイトのベースハードナー


 「超速乾で、半透明のシアーホワイトになるベースハードナー」を利用して、薄いシロップカラーを挟み込むというアイデアです。

 このベースのおかげで、ネイルベッド~フリーエッジにアラがあってもほどよく誤魔化すことができます。また、描いたアートを同じベースでサンドすることで、濃淡の段差やハケ筋もふわっと誤魔化して綺麗なグラデーションに。同時にジェル風の厚みとほどよい透明感が生まれ、ゼリーや練り切り菓子のような風合いが楽しめるというアイデアです。
 サンドするのはシアーホワイトのポリッシュならなんでもよさそうですが、このベースの速乾ぶりと、一定のところからぐっと不透明になる透け具合が絶妙なんですよね。

 以下使用アイテムです。

●ACクイック&ドライ ベース&ハードナー(速乾ベース&ハードナー)
白ベースとして。入手はセリア、キャンドゥ等。
塗り重ねると半透明ホワイトになり、謳い文句通り超速乾なところがミソ。
1度塗りでほぼシアー
2度塗りで淡いシアーホワイト
3度塗り以降どんどんホワイトに近づく。
着地点は完全なホワイトではなく、ややオフホワイト寄り。質感はやや擦りガラス調。

●TMリキュールネイル
ご存知大ヒット中の「100均シロップカラー」。入手はキャンドゥ。
Essie/OPIと比べるとさらさらの粘度の低い質感で、色の出方も非常に薄いところがミソ。
画像ではディープブルー、ペパーミント、フローズン、ベリーを使用。

●仕上げ用トップコート(なんでも)
ツヤツヤにしたければ、セシェヴィートや「ジェル風仕上げ」を謳った類似のトップコートを。ベースが擦りガラス的なセミマットになるので、マットコートでも可愛いと思います。
※こんなに重ねるときにセシェで大丈夫? というのはセシェユーザー当然の懸念だと思いますが、このベースハードナーを使ったときは、セシェヴィート恐怖の現象「セシェペロン」は起こりづらい気がします。

●そのほか(あっても無くてもよい)
シロップの色調整パレットとして、アルミホイル、ペットボトルキャップ等
シロップの薄め材として、薄め液やさらさらのトップコート(さらさらならなんでも)
修正用にシアーホワイトのネイルポリッシュ


■濃淡差・ハケ筋を気にしないでOK! あとで全部隠れます



ベース1~2コート(最後にぐっと白っぽく隠れるので、ここでは透け透けでOK)

シロップカラー(薄く部分塗りになるので、3回前後を目安に何度でも)

ベース1コート(シロップがよく乾いてから)

トップコート

 ざっくりとこの手順で塗ります。

・シロップカラーの1回めはトップコートや薄め液で割ると便利
・液は少なめに取り、ハケ筋を気にせず描く(あとで隠れます)
・濃淡の段差がついてしまっても気にしない(同上)
・フローズン(水色)は他のカラーより薄いので、境目のぼかしや重ね塗りに良い
・ぐっと白くしたいところ、どうしても修正したいところにはシアーホワイトのネイルポリッシュを使う

 普段のグラデーションだと「失敗した!」と思うところ、ハケ筋や濃淡の段差が、全部あとで隠れていい味になります。


■デザインのアイデア



・数本の指だけ水彩にするポイント使いが可愛い
・ベージュ、グレー等の淡いナチュラルカラー、シアーカラーとも好相性
・器用な方なら細筆でフラワー柄を描いても(最終的にエッジはぼやけます)

 プチプラ企画、ということで画像ではpaの淡色と組み合わせてみました。同じように少し透けるカラーと相性がいいのですが、SMELLY等のフリーエッジが透けやすいカラーをベタ塗りするときも、同じベースコートを1コートしておくと便利です。

 あじさい風モチーフだから初夏のうちに……と駆け込みで投稿しましたが、盛夏向きにタイダイデザインもできそう。(リキュールネイルのカラーバリエーションはタイダイ向けのカラーでもあると思います)ブラウンやブラック、グレーを薄めて大理石風などなど、いろいろ試してみようと思っています。

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