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オマーンで購入したもの…乳香、ウード石鹸、アムアージュの香水

オマーンで購入したもの…乳香、ウード石鹸、アムアージュの香水

まず、マトラスークで購入した乳香(フランキンセンス)。



容器の蓋に貼られたシールの「SALALAH」というのはオマーン南部の地名で、乳香の名産地。
1瓶1オマーンリアル。
1オマーンリアル=1000バイザ=270円ぐらい。

青い香炉は5リアル。
後で裏を見たら8リアル500バイザのシールがついていた。
おまけしてくれたのかもね。


左の長い袋はチャコールタブレット。
1パック10個入り。
初めお店の人に提示された価格は3パック組で1リアル。
1パックだけ欲しいんだけどタダにならない?と交渉してみたら、笑いながらOKしてくれました。

炭は1個で2時間燃焼という話だったけれど、どうも全部きれいに燃えずに途中で力尽きてしまうような…私の火のつけ方が下手なのかなぁ?


最初はカチッと硬い乳香、着火した炭の上に置くとすぐにジュワジュワ言いはじめ、どんどん焦げていきます。
楊枝でつついてみると、お餅のような感触に変化していることがわかります。
時間が経つと溶けて少し小さくなるようにも見えるし、ほとんど大きさは変わらない気もするし…個体差もあるかもしれませんし、いくつか焚いて観察しても法則がよくつかめないです。

お店では1片の乳香は30分間もつと説明されましたが、その意味もいまだ理解できず。
大体30分ぐらいで香りが弱くなるということなのか、黒焦げになったら新しい塊と交換したほうがいいということなのか…いつ終了したら良いのかがわからない。
お詳しい方がここを読んでいらしたら、どうかコメント欄にてご教授下さい~!!


あちらでは乳香単独ではなく、上から焼香(?)をふりかけて使うのが一般的みたいで、沈香(ウード)や白檀(サンダル)、ローズやジャスミンの香りをつけたものなど魅惑的なお香をいろいろ案内されたのですが、私が希望する量(=少量)では売れないと言われてしまった。
で、乳香だけでも使えるかどうか質問してみたところ、ナチュラルな香りになるけど大丈夫!とのことだったので、ふりかけ用のお香は買わないことに。


というわけで、乳香だけ焚いておりますが…
一応煙は出るんだけど、煙に乗って香りが広がる感じではなく…もっと直接的に香り成分が空気中に溶け出していくような…理屈はよくわかりませんが、そんな柔らかい香り方です。
部屋の中に煙のにおいが残ったり、周囲のものに香りがしみついたりということはありません。
私はそこが美点と感じるけれど、あちらの人は「ナチュラル」で「物足りない」と思うのかもしれませんね。

乳香は薬効があるらしく、効能は聞き忘れましたが、経口摂取することもできるそうです。
お店の人が口に入れて、ガムのように粘って溶けていく様子を見せてくれました。
しかしそれは上質な品に限ったこと。
私が買った乳香は安物なので、口に入れるには適さないそうです。

飲み物に加えたり肌に塗ったりしやすいオイルも販売されていました。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



次に、グランドモールマスカット内のカルフールで購入したウード石鹸。
箱の角に潰れがあるせいか20%オフのシールが貼られていて、2個組で2リアル290バイザ。
カルフールへは食品を見に行ったのだけど、きれいなパッケージがどうにも気になり衝動買いしてしまった。

箱の裏面。


箱を開けたところ。


スパイシーでレトロな香りがします。

アラビア語ってかわいい。
文字ではなく模様みたい。
もったいなくてなかなか包み紙を開くことができません。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


そして、いつかオマーンを旅する日が来たらぜひ欲しいと願っていたアムアージュの香水。
アムアージュ製品は、これ以前にもクアラルンプール、タシケント、ドーハで対面してはいたのですが、やはりオマーンで手に入れるということに強い憧れがありました。


マスカットの空港で買いました。
「CIEL」の女性用。
たくさんある商品のうちどれを試香しようか絞ることができず(だって、全部嗅いでいたら鼻がおかしくなってしまう~)、容器の見た目が一番気に入ったものを選んで試してみたら、ちょうど好みの香りだったためこちらに決定した次第。


とかく高い高いと言われるアムアージュ製品、一体いくらぐらいするのか不安でしたが、EDP50mlで80リアル(私が買った日のレートで21,623円)と旅の記念品として少し贅沢するにはまぁアリかな、と思える程度のお値段。

やや意外だったのは、並んでいる品々がEDPばかりだったということです。
アムアージュって、なんとなく、Pが中心なのではないかな…と勝手に思っていたのです。
路面店のほうに行けばどんな品揃えなのかわかりませんけれども。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


マトラスーク近くのレストランでウェルカムドリンク的に出てきた「フランキンセンスウォーター」。(細長いタンブラーに入ったほう。)


味という味はしないけれど、ほんのり甘渋い香りがする水。
何も言われなければただの水と思って飲んでしまうに違いない、とても淡い香り。
普通の水(右側の丸いグラス)と並べて比較すると少~しだけ黄色っぽい液体なのですが、この画像では全然違いがわからないですね。

このお店の名前は「Bait Al Luban」。
アラビア語で「乳香の館」という意味です。多分。


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コメント(3件)

  • はじめまして!オマーンの旅、かなり羨ましいです。購入品も素敵。乳香なんて買えるのですね。それ以上に、食べられるんですね!びっくりです。
    オイルもあって、飲み物に加えられるとのことですが、最後のフランキンセンスウォーターはそういったものなのでしょうか。気になります。いつか行ってみたいです☆

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    • 更新する

    2016/8/20 20:47

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    • 返信する

    nan-piyoさん、コメントありがとうございます。レストランのフラキンセンスウォーター、どうやって作ったのかは不明です。オマーンでは日常的な水の飲み方なのか、あの店オリジナルの水なのかも…ですが隣のテーブルのオマーン人のお客さんが珍しそうに写真を撮っていたので、後者かな、と勝手に想像しています。

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    2016/8/20 23:21
  • オマーンの旅を満喫されて
    いらしたのですね
    それにミルラを購入したりとかできるのですね
    一番気になったのはやはりアムアージュの香り
    もしお時間がありましたら口コミお待ちしてますね♪

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    2016/8/19 07:50

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    • 返信する

    RyanRyanさん、コメントありがとうございます。とにかく街の中に香水を売る店が多く、客足も絶えず…(特に男性客の多さ!)あちらの方にとって香りがいかに身近な存在なのかを思い知る旅となりました。なかなか日本では知る機会のない中東ブランドも多く興味深かったです。CIEL近日中にクチコミしますね。

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    2016/8/19 08:34
  • どうやら石鹸の箱、上下さかさまに置いてしまったようです。
    失敗失敗。

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    • 更新する

    2016/8/18 15:39

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