わたしがこよなく愛するインドですが、日本で見聞きする情報といえばちょっと怪しいものばかり。
ビューティ業界の最新事情や インドの美容あるある、日本人との意外な共通点について少し…
わたしはスペインに住むようになるずっと前の20歳くらいから、筋金入りのバックパッカー。
インドはもちろん一番好きな旅先で、過去の旅を合計すると丸2年くらいインドにいた人生です。
バックパック旅行と言えば『身軽さ』が命!登山みたいに30kgなんて背負ってられないですし。
服もコスメも現地調達!を合言葉に、インドの深~いビューティの世界にはまっていくことに…

面長なオトナ系美人が多い女優さんの中で、ミランダ・カーばりのベビーフェイスにこの目力!
お顔の系統も 北インド…色白で目の色が明るく上品・南インド…パーツが丸くデカ目でキリッとした顔立ち、というのを両方備えていて、結果みんなの好みのタイプ!というハイブリッド・ビューティ。

Katrina Kaifは2000年代から活躍する女優さんで、若いのにサリーも似合う正統派美人さんといったお顔立ち。スペインや南米のラテン美女にもいそうな、とにかく圧巻のゴージャスさですぅ。
わたしは勝手に、インド版・高島礼子のお若い頃!と思って見てしまう…。
総合してみると、インド美人の条件は 1.美白肌 2.デカ目(とは言え天然デカ目もすごく多い)
3.ロングヘア(ショートの女子、少なっ!) オプションで女性らしいカーヴィーボディか、スリムでもハリのある肌など 触れるとやわらかそ~なビジュアルの女子が好まれる…って感じですかね?

これは『Kajal』というアイライナーで、クレヨン形やパウダー、ペンシルと形状はさまざま。

『だって目にもいいのよ!』というやつ。
なんでも日光の反射を利用した目元のサンブロック効果に、冷感クーリング効果…などなど。
ただこのへんは科学的根拠もないし、生まれて間もない女の赤ちゃんのカジャールは『将来美しい目になる』のような伝統の意味合いが強いのですが、健康面では良くない…という議論があるのも事実。
わたしは、コレはただのアイメイクだ!と割り切って使うんですが、特に定番のクレヨン型は保湿成分が多く配合されていて(アーモンド油などオイル類)目にはやさしいけどにじんじゃう…。
が!画像中央みたいなペンシル型が、お手軽なので現代っ子のギャルちゃんには人気のもよう。
わたしもこの『Master Kajal』(あのメイベリン!)使ってみましたが、いわゆるウォータープルーフアイライナー、といった感じで華やか太ラインが一気に引けて、普通に使いやすいです。

わたしも大好きなブランド【LAKME】でしょうか。
知名度・愛用者人気も高く本当にどこでも売ってるイメージ。価格帯は1000円以内のプチプラが多いですが、最近はスキンケアや限定コレクション・ラグジュアリーラインの高級感あるアイテムも…。

【Lakme Absolute Perfect Radiance Skin Lightening Day Creme】
一応、美白スキンケアラインのデイクリーム(SPF15)ですが、メイク下地感覚で使ってます。
昔の洗顔フォームみたいな、白くてキラキラする固めのクリーム。
潤う!って感じではなく乾燥しない程度…という不思議な質感で、肌表面の凸凹をぼかすような
ソフトフォーカス効果+マットに仕上がり、色はついてないのに『調子いいすっぴん肌』風に。
長時間経ってもベタつかずテカらず、毛穴が目立たないまま1日中過ごせてお肌が楽~な感じです。
もともと、日焼け止めや化粧下地よりは、スキンケア効果もあるSPF入りのデイクリーム派だし
週の半分はすっぴん、でも最低限のUVカットが必要…というわたしには救世主かも!

【Nutramoist Skin Renewal Daily Moisturising Creme SPF25】オールスキンタイプ、
【WhiteGlow Skin Whitening & Brightening Gel Cream SPF25】美白ライン、の2つ。
サンケア・ボディケアで有名なものの、10年近く前に使った印象では「白くなる・ベタつく・SPF値が書いてない(!?)」と、ちょっと怪しい感じでしたが…(当時はよくあった)
今年に入って久々にブランドHPを見たら、現行のラインにはSPF・PA値も書いてあるし、全成分リストもチェックできて思ったより良成分なのにもびっくり。進歩したわぁ~(←謎のオカン目線)
先ほどのLAKMEデイクリームと違い、こちらはスキンケア重視で普通のクリーム(ジェルクリーム)のように使えて、潤いもあってイイ香り。SPF25・PA+++で、普段使いにはパーフェクトかも。
Nutramoist はやわらかいホイップクリームみたいな質感で、乾燥肌のわたしでも年中使えるしっとり感はファンデやBBとの相性も良し。シャンプーみたいなグリーンフローラル(ぶっちゃけスーパー○イルド)の香りは最初、ヘアケアっぽい印象が強かったのですが慣れました。
WhiteGlow は首やデコルテまで伸ばせる軽いジェルクリームなのに、水分系の潤いがあって春夏にぴったりのしっとり感。メロン&スイカのような瓜系の甘い香りも大好きですっ!

ただ無農薬なだけでなく、アユールヴェーダ由来のフルーツやハーブを使った処方がポイント。
伝統の美肌成分も「ターメリック」「ミルクプロテイン」「ココナッツペプチド」…など日本では目新しいものばかりだし、サンダルウッドやサフランといった天然アロマとお肌への効果の両方が期待できる成分も。スキンケアからボディ・ヘア・日焼け止め、と全身に使えるアイテムの多さも◎。
わたしは一通り使ってみて、特にパックやピーリングなどのスペシャルケアを激しくおすすめ!

【Biotique Advanced】は ドクターズコスメなどに使われる高レベルの基材(クリームやローションなど)をベースに、オーガニックの希少な植物成分を独自に配合した高級ライン。
とは言え一番お高いアイテムでも~$30以下に収まるので、ヨーロッパのオーガニックブランドが出してるアンチエイジングラインなどと比べても、コスパ最強!と言えそう。
アイテムバリエ豊富で、チャンパの花やジャスミン・ロータスといったご当地素材を贅沢に楽しめます♪
以上、かなり強引にまとめてお伝えしましたが、もちろんコレはほんの一部 ってことで…。
(だってインドは広いし、美女もコスメもとにかく多いんだもん…)
わたしの好きな街角のオイルパフューム専門店や アユールヴェーダのマッサージ、市場で見かけるおばあちゃんの鏡台コスメ的なレトロアイテム、なぁんて挙げるとキリがないですもんね。
ターバンにカレー、牛にヨガ…なんていう、日本でも根強い偏見に満ちた『ザ・インド』だけでなく
かと言って 一部の大都市で加速している、バブリーで浮世離れしたモダン・インディアでもなく
わたしたちが日本で、普通に学校行ったり仕事したり、スーパーやドラッグストアで買い物…という日常生活を送っているように、普通の人々とリアルなインドに触れてきた自負のあるわたし。
自分のカタコトのヒンディ語に不満爆発、英語9割+たまに大阪弁でキレまくる大和撫子を、好奇心旺盛なインドの方々は 人懐っこさと前のめりな英語で温かく迎えてくれました。
人前でも議論や口げんかはあたりまえなお土地柄(むしろ非暴力主義の賜物です!手を出す喧嘩は絶対しないから、言葉のプロレスは皆さんに見ていただこうじゃないの!という公開裁判)
タクシー代ぼったくられそうになって猛抗議していたら、集まってきた数人が運転手をとりなしてくれて、最終的にばつが悪そうに正規料金にしてくれた…なんてほっこりエピソードも。
インドに呼ばれるとか呼ばれないとか、行く(または行かない)理由をつけるのは簡単だけど
こんなん、嘘ですからね。(バッサリ)
インドは誰が行ってもすごいところだし、見る価値のある国です。
ただとっても広く人も多くて、どういうインドに出会うかは選ぶ人の運しだいなだけです。
長文、最後までお読みいただきありがとうございました。
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