
京都市観光2日目(脳内)です。
1泊2日の濃密スケジュール、朝は早めの7時半頃に、ホテルを出発します。
もちろん本日も1日乗車券にて市バスに乗り、まず向かいます先は音羽山清水寺。朝6時から開門しています。【写真 1 】
清水寺(きよみずでら)は、京へ都が移される以前よりあります、古いお寺です。
南北を走る大通り、東大路通(ひがしおおじどおり)から東に向かい徒歩15分程度の上り坂が参道となっており、清水道(きよみずみち)と呼ばれています。この清水道には漬物屋や八ツ橋屋などのお土産物屋さんが建ち並び、ちょいと歩くだけで試食の嵐。
朝の早い時間にはまだ空いていませんので、ゆったりと清水寺へ向かいます。
清水寺は、音羽山全体が境内となっています。
仁王門を入り、三重塔など多くの建物を経て本堂へと辿り着きます。この本堂は、皆様ご存じ「清水の舞台」とも呼ばれています。本堂東側の石段を下りますと、「音羽の滝」と呼ばれる名水が三筋流れ落ちています。この清水の御利益に預かろうと人々が行列、やはりさながらディズニーランドのようですが、早朝ならば並ばずに済みます。
本堂のすぐそばには地主神社(じしゅじんじゃ)があり、こちらは縁結びの神様として御参りに来る人の多い場所です。私の友人は毎年のように御参りしています(ン?)。
さて、1時間ほどで清水寺の参拝が終わりましたら朝食です。
産寧坂(さんねんざか)通り青龍苑(せいりゅうえん)内にあります、京都の古い喫茶店、イノダコーヒ清水寺支店(朝9時より開店)へと向かいます。【写真 2 】
青龍苑は料亭の跡地、イノダコーヒのほか、よーじやや井筒八ツ橋などのいくつかの店舗がございます。
青龍苑のお庭を眺めながら、ホットコーヒー(「アラビアの真珠」という素敵な名を持つブレンド)とサンドイッチなどのセットをいただきます。「京の朝食」(1,200円)はたとえばこんな内容です。
ジュース/サラダ/たまご/ハム/パン/コーヒーまたは紅茶
イノダではホットコーヒーを注文すると、お砂糖、ミルクについて聞かれます。
お任せすると、決まった配合でお砂糖・ミルクを混ぜて出してくれるので、普段コーヒーになにも入れない私も、ここではお任せしています。
朝食をたんと食べた後、歩いて向かいます先は臨済宗のお寺、建仁寺。【写真 3 】
建仁寺(けんにんじ)は広大なお寺で、勅使門、三門や方丈、法堂などの主要な伽藍のほかに、やはりたくさんの塔頭があります(塔頭は拝観不可かと存じます)。
写真3の、俵屋宗達の手に成る『風神雷神図』(複製)や、古泉淳作の法堂天井画『双龍図』などの作品、またお庭が見事な、ゆったりとしたお寺です。
建仁寺を堪能した後、歩いて向かいます先は京の台所、錦市場。【写真 4 】
錦市場(にしきいちば)は、生鮮食品や乾物、お漬物、お総菜などの加工食品、刃物などの家庭用品を扱う専門店が集まった、小さな商店街です。
四条通の一本北側の狭い小路(500mにも満たないかと思います)に、小さな専門店が建ち並び、店先の手鞠麩や細工麩、お干菓子に変わった京野菜など、見て歩くだけで楽しいところです。
錦市場の活気に触れたあとはすっかりおなかも減ってまいります。
向かいます先は鴨川に架かる、四条大橋(しじょうおおはし)の袂にあります、おめん四条先斗町店です。【写真 5 】
ここでは季節の野菜を使ったお料理と、たくさんの種類の薬味がついたおうどんが、楽しめます。私はいつも、おめんAセットを選びます。いまの時期のおめんAセット(1,980円)はこんな感じ。
つけ麺のおうどん(夏の野菜8種類の薬味つき)/菊芋の湯葉包み揚げと赤こんにゃく
貝柱ときゅうりの貴酢和え/丸茄子の海老あんかけ
夫や友人と二人連れで行きますと、一人はAセット、もう一人はうどん単品(1,100円)を注文し、お料理を二人で分けるのが常です。そして瓶ビールを二人で1本、ひっそりと空けます。お願いすれば、よほど忙しい時間でないかぎり、お料理とビールを先に出してくださいますので。
おめんでおなかを満たした後、市バスで向かいますのは細見美術館。【写真 6 】
南北を走る東大路通を、東西の通りである二条通まで上がり、東山二条というバス停で下車したら、すぐのところ。
細見(ほそみ)美術館は、繁華街の辺りから見まして北東の方面、岡崎のあたりにある古美術を中心とした博物館です。
大阪の実業家である細見家三代の蒐集品が収められており、常設展示ではなく、時期ごとに様々なテーマで編まれた展示がなされています。たとえば5月19日から7月8日までは「美を愛でる、京を愉しむ」と題し、京の都にまつわる美術品を展示しているそうで、大変惹かれます。
建物自体も大変趣味がよく、茶室や喫茶店、ミュージアムグッズのお店なども充実しています。またこちらのオリジナルグッズは遊び心に溢れ、心惹かれるものばかりです。
細見美術館でゆったりとした時間を楽しんだ後に歩いて向かいます先は、臨済宗南禅寺派大本山、南禅寺です。【写真 7 】
南禅寺(なんぜんじ)もやはり禅宗のお寺、広大な境内には勅使門、法堂、三門、方丈などの伽藍のほかに、たくさんの塔頭があります。
ここではなんと言っても、境内にあります水路閣を見なければいけません。【写真 8 】
琵琶湖の湖水を京都市へと導く琵琶湖疎水の水道橋です。れんが造りの美しい建築物で、京都市内の多くの小学生が一度は写生する対象物。二時間ドラマでは、犯人が殺されてしまう場所や密会場所などとして、しばしば登場いたします。
そろそろ夕暮れ時、市バスに乗って京都駅へと向かいます。
新幹線の時間もありますから、さらっとおいしいものを。昨日もまいりましたJR京都伊勢丹のSUVACO(スバコ)3階の、はしたて へ。
はしたて は、とてもおいしい老舗お料理屋さん和久傳(わくでん)の姉妹店。季節の野菜を使った丼や素麺を、気軽に楽しむことができます。【写真 9 】
昼食にふさわしい丼単品や、夕食でもじゅうぶんにいける丼セット、金目鯛しゃぶしゃぶのコースなどがあり、さらに駅内なので時間の心配なくのんびりできるところがお気に入りです。持ち帰りのお弁当も頼んで10分ほどで用意してくれるので、新幹線の中で温かい丼をいただくこともできます。
新幹線の時間が近づいてきました。改札口で友人としばしの別れを惜しみ、次会うときの約束をして、さようなら。
rajakatu の脳内京都案内におつきあいくださった優しい皆さま、どうもありがとうございました。ずいぶん満足いたしました^^
ですが・・・しつこく次回はおみやげ編をお届けしようとしております^^;
イノダコーヒ
http://www.inoda-coffee.co.jp/
おめん
http://www.omen.co.jp/
細見美術館
http://www.emuseum.or.jp/index.html
はしたて
http://www.wakuden.jp/shop/hashitate/index.html
写真1・3・7・8は wikipedia より、写真2はイノダコーヒHPより、写真4は錦市場商店街振興組合HPより、写真5はおめんHPより、写真6は細見美術館HPより、写真9は和久傳HPよりいただきました。








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