
私の現在のスキンケアは、途方にくれる様な成分の徹底リサーチとサンプルもらいまくって自分の肌で実験した結果、やっと定まったルーティンによって出来ています。
大きく分けて3つの大発見で驚くほど肌が綺麗になりました。それを紹介したいと思います。
1.自分に合う成分と合わない成分をハッキリさせる
ある時、美白にはやっぱりビタミンCでしょ。と、アスコルビン酸などと表記されるビタミンCの成分が盛りだくさんのパックを使ったんです。そうしたら確かに肌は真っ白になったんです。でも顔中の毛穴が思いっきり開いてしまい、ピーリングでもしてしまったかの様に肌の表面がピッカピカになってしまったんです。でもその商品は口コミでも評価が高く、ベストセラーの商品で、他の方達はそんな風になっていない様だったんです。その時、私は自分はビタミンCの成分が合わないと気づき、たとえ他の方には合っていても自分には合わない成分は止めるべきだと気づいたんです。また、日焼け止めの代表的成分のメトキシケイヒ酸エチルヘキシル。どの日焼け止めにも必ずと言って良いほど入っている紫外線吸収剤です。長年低刺激をうたっている日焼け止めを使っていても必ず小さな発疹が出て、なぜだろうと思っていたんですが、ある時もしかしてこの成分が合ってないのかも。と思い、紫外線吸収剤フリーの日焼け止めを使うようにしたんです。そうしたら発疹が一切出なくなったんです。さらにはシワ改善や肌の若返りとして有名な成分のレチノール。これもまた強い成分で、ダメだったのでやめました。
何かにカブレたら必ずパッケージの外箱の細かーく書かれた成分を見て、自分はその中の成分の何にカブレたのか、古畑任三郎の様に探し当てるんです。(←例えが古いか。笑)
カブレや発疹、保湿してるのに毛穴が開くなどの症状は合ってないよと言う肌からのサイン。見過ごして使い続けるのは肌がかわいそうです。いくら他の人には良い効果が出ても自分の肌に合わなかったら、ただの負担にしかならない。そう思う様になり、自分に合う成分の範囲内でスキンケアを選ぶようにしたんです。
2.分子の大きさに違いがあると気づいた
ある時、美顔器を売る家電量販店で、フラフラしていたら、売り場のお姉さんに美容成分には分子の大きさに違いがあると、ボードを使って説明されたんです。美顔器を使えば分子が大きい美容成分も肌に取り入れる事ができるのが売りなんだそうですが、その時ハッとしたんです。今まで、成分に関係なく、結構なんとなくスキンケアの順番を決めていたなぁと。
つまりこうです。なるべく分子の小さい、肌への吸収率がいいとされている成分から先に肌につける様にする方がきちんと成分が浸透して保湿されるという事です。分子が大きいものを先につけて、その後いくら分子が小さい成分を入れ込もうとしても、肌の表面は大きな分子で埋め尽くされていて隙間がなくなり、物理的に入っていかないですよね。
例えばNMFと呼ばれる天然保湿因子の成分類はかなりの吸収力がある小さな分子で出来ている保湿成分なので、一番最初につける様にします。代表的なものとしてはPCA-Naやアミノ酸、乳酸Naです。
成分によってはナノ化されているものなどもあるので一概に全て当てはまるとは言えませんが、私はそれぞれの分子の大きさは、こんな風に理解しています。
NMF、水<界面活性剤成分類<有効成分類<グリセリン類<セラミド<ペプチドなどのコラーゲン類<ヒアルロン酸<オイル類
ざっくりですがこんなイメージ。
界面活性剤とは、ステアリン酸グリセリルとか、~ステアリルとか書かれてることが多いかな。有効成分とは、いろいろありますが、美白成分ならトラネキサム酸とか、コウジ酸とか、グリチルリチン酸2kとかです。意外だったのがヒアルロン酸。大概のスキンケアに入ってますが、めちゃくちゃ分子大きい事に気付きました。何となくペタペタする使用感ありませんか?あれって浸透していないで表面に膜を作ろうとしている証拠だったんです。
そう聞くと分子が大きいものが悪いように思えますが、そうではありません。
あくまで順番が重要というだけの話。小さいものから順にしっかり蓋をしていくイメージで肌を保湿していけばいいだけのことです。
という事で、手持ちのスキンケアも、外箱の成分をじっくり読んで、分子が小さいものをメインに使っているアイテムから先に使うようにするだけで浸透率がぐっと上がってびっくりするほど保湿される様になりました。
3.界面活性剤の引っ張ってくれる力
2で分子の大きさの話をしましたが、その中でも割と分子が小さい界面活性剤の成分。これはちょいと特徴があって、そもそも水と油をくっ付ける働きがあるんです。敏感肌にとって界面活性剤は乾燥を招いてしまうあまり嬉しくない成分なんですが、使い方によってはとても良い働きをしてくれるんです。
私も敏感肌なので界面活性剤がてんこ盛りのアイテムは避けていたんですが、すごく取り入れたい有効成分や美容成分、ペプチドやヒアルロン酸などの分子が大きい成分が入ったアイテムは界面活性剤が腕に抱え込んで肌の奥にそれらを持って行ってくれるんです。つまりコレぞと決めた肌に染み込ませたい成分を顔に塗るときは、多少の界面活性剤があるほうがより一層奥まで取り込まれるという事です。
以上、ちょっと分かりにくかったかもしれませんが、これら3つの発見により、保湿だけでなく美容成分までも肌に取り込みやすくなり、くすみがぬけ、エイジングケアも効果が見えてくるようになりました。
お気に入りのスキンケアアイテムもちょっとの工夫で効果が見えてくると嬉しくなるものです。
皆さんにもよかったら参考にしてみてください。オススメですよ~。
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