まあそれはともかく。
資生堂シャワーコロン
は先日クチコミもしましたがちょこっと記事にもしておきます。内容は新規に描きおろし、クチコミとは殆ど内容かぶってないですがもしよろしければ。(クチコミにlikeを押して下さった方々、お読みくださった方々、本当にありがとうございました。嬉しかったです。)
私が使っていたのはフレッシュライム。
私世代の10代(80年代)でのフレグランスデビューの定番の製品でした。
当時はこれで十分めちゃものスゴイ大人アイテムと思ってました(笑)。
シャワーコロン、80年代当時は、ときの最旬タレントを使っては激しくTVCMしてたと思うし、(CMソングのなかで一番印象に残ってるのは岩崎良美さんの「涼風」かな。いい曲でしたね。)同世代のなかでは必須アイテム的な感じで大流行。(もはやインフラの一種)、実際良い香りで大好きでしたが、大流行品・量産品に対する反発心みたいなものも思春期の当時から、少しはあったような気はします。(なぁんか年初のブログ、サザンとユーミンの音楽に対する所感とおんなじような事書いてますが。)
でも今となれば多くの人と共有・共感できる記憶ってパーソナルな記憶と同じ位大切。しかも中身も実際素晴らしかった。おおげさではなく資生堂の「文化創出力」には驚かされます。
長い年月のすえによくわかる事って、いろいろありますね。
今回あまりにビジュアル少ない記事なんで、公式画像もないようで引用できないし、イラスト描いてみました。って、
同世代の方々は、「いやそんなん描かんでも知ってますって!」と仰るでしょうし
異世代の方は「(´-ω-`)?」でしょうし、
何より検索では今もネットで画像が山とヒットするんですが。

クチコミでも書きましたがやはり、製品の初発売年は70年代で、それが色濃く反映したデザインです。
その当時でも、ちょっと古めかしいのがかえってめちゃ大人のムードと思ってました。
(シェイプやフタの首部分の文様がいかにもザ70年代です(私の子供時代に、大人が使ってたコスメ・トイレタリー製品のデザイン)
その時代時代でしか生まれえないデザインってあるもので、本当に不思議なものです。
90年代までは今みたいになんでもスプレーボトルじゃなくて殆どのフレグランスがフラコンだったのも情緒があってよかったです。
中身の香りですが甘酸っぱいシトラスのシングルノートに近く、しかもアルコール率高いEDCなので付けたては「これでもかぁぁあぁぁあぁっ!」とブァーッと拡散しまくり(もう、今付けた!って丸わかりです 笑)、その後ものの15分ほどで終息、瞬間芸フレグランスです(笑)。
しかし、香りの質はナチュラル過ぎず、適度に人工感があるのがお洒落(洗練されている)でした。
初めてつけてから35年余の年月が経過し、今にして思えば、決して過去を必要以上に美化しているわけでなく、コロン(EDC)のなかでは大傑作の部類でしょう。後年今となっては棺桶に入れてほしいレベルにまで自分内昇格するとは当時は夢にも思わず(笑)。
複雑な構成のP濃度香水と比べるのは本来オカシイけれども、それとも対抗出来うる存在感です。
(思うんだけど、対極のものほどよく似ているってやつかなぁ。そしてフレグランスは中途半端なものが、一番どうしようもない。)
(なお後年出会った80~90年代のベストフレグランスを含む、平成ベスコス記事はこちら)
いずれにしても、90年代迄に出会った香りを超えるものは、その後は無いです。クチコミで星7付けてるフレグランスはふたつほどありますけどね。
人間というのはあまのじゃくな面があり、好ましいと思っているものでもグイグイ向こうから押されると引いてしまい、逆に、逃げるものは追いたくなり、失ったものは美しく見える。その、繰り返しではあるのですが・・・。
シャワーコロンも、他の資生堂レトロロングセラー香粧品や、または4711並みの、永久不滅大定番商品として何時でもスーパーや化粧品店あるいはネットショップに常時並んでいたら、ちらりと横目で見るだけで「ああこれ高校生の時使ってたなぁ~ハハハ」位の感想が頭によぎる程度で、手に取りもしないのかもしれません。ほんと、人の心理というか業といいましょうか、どうしようもないな~とは思うのですが、、、。
シャワーコロンは何度か香りの種類の増減やデザインを含むリニュをしていて、
実家に残ってるのは後年発売されたであろうコレ。(すみません、コレも30数年は経ってます、・・ビンテージ・・・?)↓

全く減っていないところにきっとコレは気に入らなかったのであろう事が伺えます(というか購入した事自体覚えてなかった・・・)
やはり、初代のシャワーコロンが好きです。
あと、クチコミ等拝見していると、シャワーコロン、2000年に入り00年代半ばまでは生産されていたんですね。結構びっくりです。アンジェリークと同じころに廃番になったのかな。店頭では全く見た事がない。しかもなぜか、その頃には初代(?)ボトルと香りに戻っていたもよう。その時点で、一種の復刻再生産だったのかもしれませんね。
ともあれ本当、素晴らしいフレグランスでした。限定でもいいからもう一度生産してほしいです。
資生堂では、90年代のビバーチェコロンも、素晴らしかったですよね・・・!
当時、80年代前半(14~19歳)という時期は、砂に水が吸い込まれるように色々な事を吸収し、音楽・漫画・映画・小説等々各種エンターテインメント作品も綺羅星の如く素晴らしき作品群が数え切れないほどあり、今の自分の礎を築くもととなったものに数々出会いましたが、資生堂シャワーコロンもまた、そのひとつであったことに間違いありません。
フレグランスって立派なエンターテインメント作品ですよね。
というわけでまた思い出話でなおかつ昭和時代ネタでした。
*Hajime*さん
しべたんさん
ばかりんがるエセレブすきにーびあっち
Emirinさん
しべたんさん
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しべたんさん
えみでぶさん
しべたんさん
美容で癒されたい人。
わきんぼうやさん
しべたんさん
プチプラ好きな居酒屋店員
○SANA○さん
しべたんさん