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洗顔法:【泡洗顔】ネットを使うとなぜ泡立ちやすいの?

洗顔法:【泡洗顔】ネットを使うとなぜ泡立ちやすいの?

泡立てネットを購入する前に、思ったことなかったでしょうか?
しいたけネット、みかんネットだって同じじゃない?
わざわざ買う意味あるのだろうか・・・・

私は、泡立てネットがみつからなくなり、その場しのぎで、
生ゴミのブルーっぽい網ネットを使ったことや、
ストッキング状のゴミネットを使ってみたことがあります。
ストッキングのゴミネットは、泡立たなくはないですが、ダメでした。
ブルーっぽいゴミネットも、いつものような泡ではありませんでした。

洗顔の泡は、ただ泡立てばいいのではなく、
適した泡立ち状態というものがあると考えられます。



■専用ネットのついた洗顔料
洗顔料を買うと泡立てネットがついていたり、
専用のネットを用意しているところがあります。

ソフィーナのクッション泡洗顔料には専用のネットがついています。
HACCIの石けんも別売ですが、専用の泡立てネットがあります。

洗顔料と泡立てネットの関係は、
ファンデーションが専用のスポンジを使うと、仕上がりがよくなるのと同じで、
専用のものを用意しているものは、
そのネットを使った方が、適した泡が作れるということなのではと思いました。


◆ソフィーナ泡洗顔
ソフィーナの泡洗顔で、添付されたネットと、
日常、使っている無印の洗顔ネットで泡立ちを比べてみました。
好みの泡の状態は、無印の洗顔ネットでした。
しかし好みとは別に、泡の機能としては、添付のネットの方が
すぐれているのかもしれないと思ったので、確認してみました。

お返事は、クッション泡洗顔の特徴でもある弾力を最大限に引き出すには、
添付のネットを使った方がいいとのこと。
ただ、洗浄力などは変わらないので、泡の好みでネットを使っていただいても結構です。
とのことでした。

シャカシャカ泡立てる器具についても、同様で、
クッション泡洗顔の特徴でもある弾力を引き出したいなら添付のネットを使った方がよい。
ただし、その器具を使ったから洗浄力が落ちることはないので、
泡の好みでお使い下さいということでした。


最近の洗顔料は、弾力を打ち出している商品が多く、
手を逆さまにしても落ちてこない、
ボヨンボヨンとした泡が好まれている傾向があるような気がします。
10円玉を載せても沈まないという見せ方をされたりもします。

個人的に、この感触、最初はよかったのですが、
使ううちにこの弾力に不自然さを感じるようになりました。
最後、この弾力がケミによる弾力であるらしいということがわかって、
使わなくなってしまいました。

○クッション泡洗顔料
  →https://www.cosme.net/product/product_id/10036205/review/503347445
    最後の使い切りで、容器に移し替えた時に、ビヨ~ンと伸びる剤に違和感
    愛用メーカーのモニタープレゼントの現実を目の当たりにした最初のアイテム

  →https://www.cosme.net/product/product_id/10036205/review/502373483
    当初、新しい弾力の感触におもしろさを感じていたのですが、
    飽きそう・・・という予感も・・・

製品の特徴である弾力あるはずむような泡を好む場合は、
添付のネットを使って、理想の泡を作ることが大事だと思われます。



◆HACCHIの石けんのネット
HACCIの石けんには専用ネットがありますが、
ミニタイプの石けんには、簡易的なネットがついています。
簡易的なネットを使いましたが、イマイチ、納得できる泡ではありませんでした。

化粧水のつけ方は、筆と絵の具の関係だと言われるように、
洗顔料とネットの関係も同じと思われます。
アイテムの機能や特徴を引き出すには、
それにあった道具も必要ということなのだと思います。

  ○はちみつ洗顔石鹸
   →https://www.cosme.net/product/product_id/2927744/review/503196179
     サンプル用の泡立てネットと、専用のネット。
     網目のサイズも違いますし、泡立てた状態も違います。
     洗顔料に適した道具を使わないと本来の機能が引き出せません。
   

◆awa houre の泡立て
前出の記事でも紹介した あわわ の泡立て。
この洗顔の泡立て機がすべての洗顔料に対して、
同じように適用されるものなのかどうか・・・

この商品を開発するにあたって、主要な洗顔料で試したそうです。
主要な洗顔料って、たとえばどんな洗顔料だったのでしょうか?
ビオレ、ダブ、コンビニのPB商品などで検討したそうです。

規定の水の量は、これらの洗顔料で、決めたとのこと。
ただ、水量は目安なので、お好みの泡の状態に応じて、
少なくして使って下さいとのことでした。


■泡立てネットの交換
泡ネットを使うにあたり、注意しておきたいこと。
それは、ずっと使い続けないということ。
無印では衛生上、「3~4ヶ月」で交換をおすすめされています。
使ううちに、ネットの首のあたりがうっすらとピンク色になってきます。
使ったあと、吊るして乾燥させていても、水切れ悪くなりやすい場所なので
漂白したい衝動にかられます。
しかし、顔に使うものですし、すすぎも十分できないことが考えられるので、
それは避けたいところ。
分解して洗うことなども試みようと思いましたが、
安価なものなので、ピンク色になったら交換の目安と考えた方がよさそうです。




■HORの洗顔泡立てグッズ
ハウスオブローゼには、従来、洗顔料を泡立てるための
ネットが販売されていました。
そこに、あわわが仲間入りしたようです。

従来のネットは、白いメッシュにカラフルなスポンジ状のものが組み込まれています。
こちらでは、この素材や形態が、泡立てにおいて有効だと
考えられたグッズなのだと理解していました。

これらの素材や形状が、泡立てにどんな影響を与えるのかな?とは思いましたが、
そういうものだと理解していました。


そこに新たに最近、前出のあわわが仲間入り。
すでに洗顔ネットを提供しているのに、新たに導入したということは、
どういう意味を持つのでしょうか。

既存のスポンジとの関係を、どう捉えればいいいのか・・・・
ということが気になり、確認すると、
どちらでも好みで使ってもらえればいいとのこと。

あわわは、クリーミーな泡ができるけども、
片付けや場所をとるというご意見もあるので、
お好みで選択していただければとのことでした。

HORには、自社開発のものではなく、
他社の製品をHORから出しているものもあります。

導入にあたっては、いろいろ検討をされていると思うので、
各メーカーの洗顔料にも有効という判断があったのだろうと想像しています。




【元記事】'12/8/21 1:25
泡で洗顔することの効果が注目されるようになるとともに、
洗顔用のネットも注目を浴びるようになりました。

みかんネットのようなあみ状のネットに
石鹸や洗顔フォームをこすりつけると、モコモコした泡を作ることができます。
経験的にもイメージからも、手で泡だてるより、
ネットを使った方が、泡立ちはよいことは、実感できます。


■ネットを使うとなぜ泡立ちやすいのか
ところで、ずっと疑問に思っていたのですが、
なぜ、ネットを使うと泡立ちやすくなるのでしょうか?
あるいは、ネットであればどんなものでも変わらないのでしょうか?
(たとえば、しいたけやオクラの入っていたネットとか(笑))

いろいろ調べていたのですが、その答えがなかなかみつかりませんでした。
やっとそれらしい答えを見つけることができました。


■メッシュを泡が通って砕けて小さな泡に
泡になって安定している状態の気泡が、
メッシュを通ることによって砕けて、小さな泡が沢山できるためなのだそうです。

ということは、より目の細かいネットがよいということが考えられます。
ということは、しいたけネットなどは、目が荒く泡も荒くなりそうです。

洗顔ネットには、オーガーンジーのような素材を使ったものや、
シルク素材などもあり、泡をより細かくする効果を狙ったということなのでしょう。


■メッシュの適正サイズ
しかし、この穴のサイズは、小さければいいというわけではないような気がします。
お風呂のボディー洗い用のナイロンタオルと、綿の浴用タオル。
綿のタオルの方が目が細かいのですが、石鹸の泡立ちは悪いです。

実際に、洗顔ネットの口コミを見ていて思ったのが、
無印良品の洗顔ネットの評判が非常によいのです。

○無印良品 洗顔用泡立てネット
  https://www.cosme.net/product/product_id/2924540/reviews
  https://www.cosme.net/product/product_id/2924540/review/502390888

100円ショップのネットと比べるとわずか50円の差。
しかし、そこには大きな違いがあると多くの方が語っています。

その評判を見て購入し使ってみたのですが、確かによいと実感できます。
泡立ちのよさの違いがどこにあるのかなぁと思っていたのですが、
メッシュの穴のサイズが絶妙なバランスになっているのでしょう。


■ネットの構造
構造はネットが2枚重なった状態のものをさらに2つ折りにして、
リングで止められています。
このネットの重なりが作り出す穴の大きさが、絶妙なのだと思います。

思うにこの穴のサイズが、大きすぎても小さすぎても、
理想的な泡立ちにはならないのだと思います。
この重なったネットの穴を泡が通ることで、
泡が砕けてより小さな理想的なサイズの泡になるのだと理解しました。


■洗顔ネットによっても洗顔料の評価が変わる
こんな優れもののネットを使うかどうかで、
洗顔料の評価も変わってしまうということも感じています。

〇SK-II フェイシャル トリートメント ジェントル クレンザー
 →https://www.cosme.net/product/product_id/10012739/top

上記の洗顔ですが、泡立ちが悪いと、
全体の評判は、あまりよくありません。

しかし、私は当初、無印のネットを使っていたので、
泡立ちの悪さを感じることはなかったのでした。

ネットによっても、泡立ちは違いがありそうです。


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【コメント】
●キトキトさんがコメント'13/1/20 16:24
>Marilaさん 洗顔ネット、ミカンネットで代用というのは、節約ネタなどでみかけますね。私も何が違うのかなと思っていました。製品にネットをつけて販売しているものもありますが、無印の方が使いやすいなと思いました。しかし元来のめんどくさがりはその面白さもすぐに飽きて、炭酸の泡洗顔に戻りました。

● Marilaさんがコメント'13/1/18 20:30
ミカンの網でも良いんじゃないかと思っていました(笑)同じ石鹸でも、泡立ちによって結果が違うのですね!これも必読バイブル決定.


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【関連】泡洗顔
○洗顔法:【泡洗顔】泡だてポイントは「水」「洗剤」の量 そして「空気」の含ませ方
   →https://beautist.cosme.net/article/287077
○洗顔法:【泡洗顔】ネットを使うとなぜ泡立ちやすいの? ←ここ
   →https://beautist.cosme.net/article/248860
○洗顔法:【泡洗顔】ネットの使い方でも泡立ちは変わる 
   →https://beautist.cosme.net/article/287062
○洗顔法:【泡洗顔】『「泡洗顔」をやめるだけ』(吉川千明)ああいえばこういう・・・
   →https://beautist.cosme.net/article/289469

〇洗顔料:【泡なし】泡がブームの中、泡なしを謳う洗顔料の実力は?
   →https://beautist.cosme.net/article/273962

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