せっかく新年なんで、縁起のいい「日本一のもの」をみなさんにご案内しようと思うやで。
日本一の路線網を持つ私鉄、近鉄電車についてのご案内やで。
路線が長いぶん、話もこれまででいちばん長くなるかもしれへんで、きょうは長距離列車や(何)
近畿日本鉄道。

しかしその際の工事費を払いきれずに、現在ではスーパーゼネコンに名を連ねる大林組を倒産寸前に追い込むと同時に、大軌も沿線の神社からさい銭を借りてまで営業を続けるという危機的な状況に陥った。


近鉄は、大阪上本町から伊勢神宮の最寄りである宇治山田まで、約2時間という破格の速さで結び、大阪からの日帰りのお詣りが可能となる。いまに至るまで奈良と三重が「近鉄王国」と呼ばれるのと、近畿地方の小中学校の修学旅行先に伊勢が選ばれる、これがその第一歩となった。
あ、ちなみにワイの学年は広島に行ったんやけどね、これは平和学習の側面もあるんやろな。
京都方面は、京阪電車とともに資金を出しあった「奈良電気鉄道」で現在の近鉄京都線を全通(1963年合併)
その他各地の中小私鉄を吸収して、1938年には名古屋まで路線を伸ばし、現在のおおよその路線網が出来上がる(鳥羽、賢島の路線は1970年全通)
戦中は「戦時統合」によって「日本最古の私鉄」南海電車と統合してたけど、戦後すぐに分離。どうも近鉄は
「和歌山には余り興味がなかった」
そうや。やっぱり和歌山は「近畿のおまけ」なんやな(何)
(注:南海……なんば~和歌山市、和歌山港、高野山)

沿線各地に観光地があることから、早くから有料の指定席特急の運行を始め、





さらにアーバンライナー、しまかぜなどは、皇族方が視察や行幸の際に乗車される「お召し列車」として起用されるという栄誉を賜ってる。将来は最新型のひのとりもその任に就くことになるはず。


あと忘れたらあかんのは、「関西大手私鉄あるある」のひとつ、プロ野球チームを持ってたこと。


ただ、路線長私鉄日本一のくせして野球ではついに一度も日本一になれんかったのはどういうことや(何)
↓参考動画
代打逆転サヨナラ満塁(以下略)
こんな幕切れ漫画でもないわ(何)
ただ、今年は「アレ」のせいで観光客が激減し、経営は大きなダメージを受け、今年度は大赤字を免れないという。そんな、簡単に大手私鉄が倒れることはないと思うけどね。
この状況が未来永劫続くわけでもないとは思うけど、多くの人が不安を感じるのは確かなところ。


↓参考動画
それでも都営大江戸線で乗務員の集団感染が発生し、乗務員不足で減便という異常事態となった。
↓参考動画
これからも世の中がどうなるかわからへんけど、安心して旅が出来るようになったら、ぜひ近鉄に乗って各地に旅に行ってほしいと思うやで。京都奈良伊勢志摩、「美しい国、日本」に出会うことができるすばらしい鉄道会社、ワイはそう思ってる。一生ものの財産となる旅を近鉄でぜひ得てほしいという願いを、この話の終点とするやで。ご乗車ありがとうございましたやで。
↓参考動画
お前さんざん近鉄の悪口言うとったやないか笑
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