才色兼備なお嬢様 カワウソ閑話
2021/10/30 17:24
私は、このユーザー名でお気づきの通り、コツメカワウソが大好きなのですが、先日も動物園にコツメカワウソに会いに行く我が家の定例行事に行って参りました。コスメカワウソとペンギンコーナーに長居して、「あー」とか「かわえぇー」とか変な声出しながら存分に楽しんで帰ってくるだけなのですが、その癒やし効果は抜群・・・
さてさて、先日まったくのノーマークだったものに出会ってしまいまして。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの商品です。
今年の10月にLVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループがビュリーを買収したというニュースは耳にしたものの、ビュリーについては、見た目が素敵、という部分ばかりが私の中で先行して、あんまり興味がなかったのです。かなり昔に雑誌にハンドクリームが紹介されていて、そのお値段と洗練されたパッケージに衝撃を受けたことを覚えてはいるものの、へぇと思ったっきり。
そんな折、偶然ビュリーの売り場の近くを通りがかってしまって。ちょうど客があまりおらず、香水を一通り嗅がせてもらったところ、気になる香りがあってですね。
・・・お迎えしてしまいました。「大工の聖ヨセフ」
フランスの著名な調香師たちがルーブル美術館の代表的な作品からインスピレーションを得て創り出した期間限定のシリーズ。本来ならもっと前に終わっていたシリーズなのですが、コロナ禍の影響もあり、延長して販売しています。
これについてのレビューは商品ページに書いたので、よろしければそちらを・・・
今日は、その時にもらったパンフレットがおもしろくてですね。
表紙や中の書体、配置の仕方が古書っぽさを出していて、見た目も素敵。
ビュリーは1803年に創業、その後ブランドの休止を経て2014年にリブランドされたのですがその辺りの歴史から始まり、フレグランスやスキンケア、今人気のリップバーム(レトロなケースの上側の革のデザインやイニシャルをセミオーダーできる)や櫛などのプロダクトの説明がぎっしり載っています。
ブレンドされていない単品の植物オイルも販売していて、その種類と効能に驚いたり。
ブロッコリーシードオイル・・・
オイル好きなので、気になります。
自分で配合して使うためのパウダーもたくさん。
自然派コスメ好きやマニアを唸らせる、充実すぎる内容でした。
ビュリーについては、素敵なパッケージの見た目だけの商品なんじゃないかと疑っていましたが、まったくの間違いでしたね。
パンフレットによると
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの製品は”レトロ・フューチャー”という理念のもと、古来の製法を参照し、美の遺産を継承しながらも日々進化しています。すべてのクリエイションには、優れた効果、品質、そして探求性というテーマが貫かれています。」
香水を試してみて納得、まさにその通り。この一貫した世界観、好きだなぁ。
レトロで気品あふれるプロダクトデザインも、アンティーク好きな私の食指が動いて困る。
アラバストルというアロマストーンやキャンドルも素敵。
ホームページの商品説明も、ビュリー的美学が溢れていて良いですよ。
それでは、
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