今回は数年ぶりに、コスメが一切出てこない【完全番外編】です。


但し、美容には無関係どころか大いに関連有。
<バラの鑑賞と、香りを嗅ぐこと>は美容に絶大な効果ありだと思います。
バラ園、第一回緊急事態宣言のさなかの一昨年はいわずもがな(バラ園は通りがかりましたが当然、整備どころではない様子が伺える状態でした)、昨年はかなり回復が見られましたが、状態は今一歩。
そして今年、やっとコロナ禍以前の状態まで回復したかな!っていう状態良好なバラ園を観られました(゜゜@)!

前置きが長かったですが、
●中之島バラ園
●デビッド・オースチン イングリッシュローズガーデン
のふたつに行ってきました。
私にとってのメインは中之島バラ園。
地の利で何度も行けるので。
中之島公園は明治24年(1891年)開園の伝統ある公園ですが、その中にあります。
南北を川に挟まれているので、バラが咲いていない季節も散策するだけでリフレッシュできる都会のオアシス。
東西500mに渡り、約310品種、およそ3,700株のバラが植わっています。
まずは、西側・東洋陶磁美術館裏の「バラの小径」から入るのがスタンダードな入り方。(東側の中之島公園敷地からも入れます。常時開放、門扉や時間制限なし。)
まず見どころは、門の無い門柱(?)に絡まる、ピエールドゥロンサール(フランス・メイアン)です。

大輪、豪華、なおかつ可愛く気品がある、私も大好きな品種です。
クラシカルな趣がレンガ造りの柱に映えてますね。
花が下向きに咲くので、高さのある仕立てがとても映える品種ですよね。


後でその専門ローズガーデンも出てきますが、イギリス・デビッドオースチンのバラも中之島バラ園にはたくさんあって、オースチンは流石に安定の美しさ、可愛らしさです。
特に、近年の悪天候(乱高下する気温、季節外れの豪雨)をものともせず花びらのわずかな痛みすら全く見えない「クイーンオブスウェーデン」は、私の中では超人ならぬ「超バラ」と思ってます。

ピエールドゥロンサールは、園のメインの場所の一番最初に見える、パーゴラ(+トレリス?)仕立ても堪能できました。

アンジェラ(ドイツ・コルデス)と一緒に植わっているのですが、鮮烈ピンクかつ半八重咲のアンジェラとの対比がまた一段と素晴らしくて、何と組み合わせるかもガーデンの設計のセンスの見せどころなのでしょうね。

他、園内のバラ色々・・・







その他、アーチ、オベリスク、パーゴラ仕立てなど色々。




いつも中之島散策はバラ園を抜けて天満橋まで、とかその時の気分によって気ままですが、やっぱりもう一度「バラの小径」を引き返すのが一番いいです。
シュネーヴィッチェン(別名アイスバーグ。ドイツ・コルデス)のオベリスクが見事すぎ。


白雪姫の名の通りの清楚なバラです。
コルデスも、名花が多いですね。
さて、次は
デビッドオースチン イングリッシュローズガーデンです。
世界中にファンが多数のデビッド・オースチンのバラ。
その魅力は、バラ素人の私でも理解できる、安心安定の美しさ、可愛らしさです。
またほとんどの種類が、香りがとても良い。
本国イギリス以外でオースチンの直営ガーデンはここ泉南市だけだそう。



ほとんどアーチ仕立てをしていなかった(昨年もだったようです)、等残念な面もありましたが、どうしても観たかった「ガートルードジェキル」、観て、香りも堪能出来ました。

とにかく色んな香りの混淆という感じです。フローラル、フルーティ、スパイシー、パウダリー、ハニーその他形容しきれず・・・どんな香水も、バラ精油やアブソリュートその他もこの香りには勝てない気がします。バラの香気成分は、いまだに全容が解明されていないらしいですね。
近ければここも通いたいですが、距離のハードルが高い・・・。
今丁度満開を迎えている頃でしょうかね。
園内ショップ壁面に這わせてある株が特に見事で。これはまだ咲き始め。


ガートルードジェキルは、私の知っている超狭い範囲のバラの中ではありますが一番好きなバラです。
色、形、香りの素晴らしさ、何もかもが好き。
真打ちだから一番アップで 笑

こういうのも本当に個人の好みと思うのですが、何もかもがツボすぎて。
バラに詳しい方からみれば、ピエールドゥロンサールといい、ずいぶん普通の好みですね~って感じでしょうか?よく分からないけど、とにかく大好きすぎます。
オースチンのバラ園は、3年ぶりですが今年もウグイスがひっきりなしにさえずってました。
姿は見えずなのですが、私の居所の近場ではウグイスの声はしないので「聴福」でもありました(゜ω゜)。
マンション住まい、ベランダも全日照ではない私にとっては、四季の花の鑑賞に出かけるのは本当にもう、冗談抜きで命の洗濯。
しかも今回紹介したバラ園はふたつとも入場無料。
いや、有料であろうと絶対行きますけれど、本当にありがたい事です・・・!
さて、かつては「バラの花は一番好きな花ではない」などと言いながら、今のこの虜になりようが自分でも可笑しくって。
バラ園も数年前まではそこまで興味なかったんですよ。
どっちかというと園芸品種も切り花も、素朴な野の花に近い小輪一重の花がバラより好きと思ってたし。
なんでしょうね、歳とともに失われるものを吸収しようとしているのか(笑)。
香りについての考察も深めたいのですが、滞在時間で嗅ぐのは本当に限界があって。でも、これからもバラの季節にコツコツと出かけて理解を深めたい。
とにかく、バラの生花の香りは言葉で表現できない素晴らしさです。
バラ園の帰り道は、とても名残惜しく立ち去りがたさに必ず一度は振り返る。

他の媒体にもいくつかバラ園関連ポストはしましたが、総集編って感じですね。今回本文は新たに書き下ろしですし、画像はかぶっていないものも多数にしたつもりです。
まぁよっぽど感動((((((゜゜@)))))))←(笑。)したんだろうなってことでご容赦下さい(^^;。
というわけで今回はこの辺りで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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