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おでかけや、さかい2

おでかけや、さかい2

歩道橋をわたってからさらに進むと、左手に何やら国旗みたいなのが掲げられてるビルがある。

ベトナムの総領事館のようや。赤地に星、やっぱりあれ国旗なんやな。


さて、市役所からここまで歩いてきた道、大小路はしばらくすると大きな通りにぶつかる。
片側3車線のかなり大きな通り、大道筋。大小路が東西の道なのに対してこちらは南北の通り。
そして、路面電車の阪堺電車も走ってる。堺側は明治大正時代にリゾート地だった浜寺公園、大阪側は通天閣のすぐそば恵美須町と、天王寺までとを結ぶ。

大道筋はかつて紀州街道と呼ばれ、海沿いを通る和歌山との交易ルートとして整備されてたそうや。目の前の路面電車の経路はその当時のルートをほぼトレースしてるそうや。
途中山手側へと分岐するルートもあり、熊野参詣のための主要道であったことから熊野古道、あるいは小栗街道と呼ばれる。

一方、大小路はというと、堺東の駅あたりから高野山参詣のための西高野街道と奈良飛鳥地方を結ぶ竹内街道に分岐する。
上・竹内街道、下・西高野街道。
とくに竹内街道は、奈良に都が置かれる以前、大阪の難波宮が都やった時代に日本の歴史上初めて建設された「国道」だったという。


大道筋を南へ向かう。路面電車も信号待ちしてる。信号に合わせた効率的な運行ができるようにするためなのか、停留所の位置も信号の手前で統一されてるようや。


信号2つか3つで、これまた大通りと交差する。現在のメインストリートともいえる国道26号線。堺は先の大戦で大空襲を受け、甚大な被害を受けたという。復興の際、不死鳥のごとくよみがえるという意志のもと、この区間はとくにフェニックス通りと名づけられた。その名のとおり、中央分離帯にはヤシの木が植えられてる。

そして、この交差点の付近は住吉大社の頓宮や、あるいは寺院の宿坊などが多くあったことから「宿院」という地名がついてる。



ここまで駅から歩いて約20分てところ、
まずきょうはこの、ガラス張りの建物、ここからのご案内といくやで。






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