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MMUのピュア酸化チタン問題(補足メモ)

MMUのピュア酸化チタン問題(補足メモ)

※基本的には成分についてうるさいほうではないのですが、ちょうどMeowを使い出してちょっと気になる情報が目に入ったので補足しておきます。

トゥヴェールの公式ブログ、メールマガジンに指摘されていた
「一部のMMUに見られるピュア酸化チタンの問題」
についてのざっくりメモ、個人の主観による考察です。
ナノ吸引・浸透の問題ではなく、活性酸素の問題について。

■トゥヴェールによって提起された問題点
●酸化チタンが日光に当たると活性酸素を発生させる

■一般的な化粧品で採用されている対策
●比較的活性酸素の発生が少ないルチル型酸化チタンを採用する(コスメティック原料の多くはこれ)
 →原料の大口仕入れが推測される国産大手、外資大手ブランドは非コスメティック原料を採用するメリットが薄い=必然的に問題ないかも?
●ルチル型酸化チタンをさらにコーティングする ※後述
 →外資はコート剤なしが多いがケースバイケース、成分表からの推測や問い合わせで確認?
●じかに肌につけない(抗酸化機能のある化粧品や、下地などを併用する)
 →ユーザーの方針による、下地や日焼け止めを何もつけないで粉だけにこだわる場合は要検討?

※挙げられていた酸化チタン、酸化亜鉛のコーティング剤
シリカ系
脂肪酸+金属ミネラル
アミノ酸誘導体
合成ポリマー
フッ素
リピジュア(水溶性合成ポリマー)
レシチン
グリセリン
水酸化アルミニウム
アルミナ


以下、考察です

■わたしの暫定的方針
○Meowについて
・コーティングなしと推測、非ナノサイズ
・コスメティックグレードとのことなのでルチル型? 詳細未回答

○暫定的方針
常に日焼け止め・下地類併用、日替わりで一般的なファンデも使うのであまり神経質にならないこととする
できればコート済み酸化チタン採用ブランドで色の合うものを模索したいが……
スキンケア~ベースメイクで抗酸化機能を持つ製品に少し目配りしたい

■想定される問題
・日焼け止め(ある種の成分排除が最も難しい)を省き
・スキンケア+MMUのみに厳しくこだわり
・MMUも最低限のシンプルな成分構成を求めて、外資や自作or小ロットのハンドメイド品を使っている
という方はMMUの製品選びに再検討が必要かも。

■ここまでの話でさっぱりわからない、という方へ
「難しいことはよく知らないし、別に敏感肌でもないけれど、ノンケミ、ミネラル、オーガニックは肌にいいんでしょう? ナチュラルだし安全そうじゃない」
こういう発想の方に、かなり乱暴なヒントを示すと

・紫外線の害は大きいし、肌の保護にもなるので、日焼け止めで深刻なトラブルが出るのでなければ日焼け止めや下地は使いましょう
・調べるのが面倒ならあまり神経質にならなくてもOK、ユルい姿勢がリスク分散になることも
・「ノンケミだからダメ」「毒性判定でひっかかるからダメ」は鵜呑みにしない
※フリーラジカル抑制のために配合されたコート剤がこれらの基準に抵触する可能性があるため、一律に良い・悪いといえるものではなくなる、自己分析による判断を重視するほうがよい
・「成分排除基準の厳しいノンケミ・オーガニック製品」は自主的な情報収集とリスク選択のできる人向け、決してノーリスクではない

ということがいえるのではないかと思います。

※「ノンケミ/ケミ」、「毒性判定」などの分類基準には複数の理由で懐疑的なので、わたしのレビューでは採用していません。

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