
画像は公式サイトより拝借
公式サイトにはまだ載っているが、店頭にある什器のシャドーカスタマイズ(通常タイプ)のスペースが狭くなっているので、完全になくなるのも時間の問題だろうか。
マジョリカマジョルカ公式サイト
以前に書いた通り私が覚えている限りではじめて手に取ったまともなメイクアップアイテムがフォクシーである。
私にはあまり似合わなかったとはいえ、少し寂しい。
だから今回はフォクシーを偲びつつ、持て余している私のような人向けに活用法などを提案してみようと思う。
※私はコスメ系インフルエンサーでもなんでもないただの素人なので
基本的には私の手元にあるアイテム(プチプラばかり)と組み合わせた提案ばかりになることをご了承の上、参考程度にご覧ください。
※2 いくつかスウォッチを載せていますが、私はコスメが青み吸収&オレンジ化しやすいタイプです。
「青み吸収する人の肌では」このように発色するのだなと思って見てください。
ウォームカラーが苦手な人向け
ブルベかつ、くすみや穏やかな色が得意な人に
1. トワイライト(紫)を普段使い向きに
同じシャドーカスタマイズで同じルミナスティックタイプ、ゴールドラメがちらつく同士だからか、ウォーム+クールでも割と綺麗に混ざる。


もちろん絵の具と同じく混ぜれば混ぜるほどに濁るのだが、元々トワイライトがかなり鮮やかな色だったこともあり、むしろくすんだ分普段使いがしやすくなったのではないか。
混ぜる割合はお好みで。
(上の画像では大体半々か、トワイライトの方がやや多いくらい)
2. 色彩の対比
赤いものを見た後に芝生を見るとより緑が冴えて見えるよね、ということで、よりウォームな色との組み合わせも。
私がギリギリ使えるウォームカラーのひとつから、同じくシャドーカスタマイズのPK300 おつかいをチョイス。
(余談だがカテゴリーも同じルミナスティックなのに、おつかいの方が多色ラメでキラキラが強い)


おつかいが私の肌ではオレンジっぽく発色してしまうのもあり、なんとなく夏の夕焼けっぽい仕上がりに。
派手なカラーメイクなので普段使いには厳しいかもしれないが、ハロウィンやフェスなどのイベントになら使えるかも知れない。
3.青や紫のパレットの締め色と混ぜる
ウォームカラーで挫折を繰り返し「自分はブルベに違いない!」と確信した人は、おそらく1度は青や紫のパレットを試すと思うのだが(偏見)
クールカラーが得意な人の中にも「アイシャドウパレットの締め色余りがち」という方はいると思う(特に奥二重の人)。
そういう方に提案したいのが、フォクシーと混ぜてアイブロウカラーにしてしまう方法。

(写植を間違えているが、デュアルアイズBである)。
下の列は旧メディアのグラデカラーアイシャドウ BU-01の締め色と混ぜたもの。
パッと見の色味は似ているが、Kissはラメがキラキラ、旧メディアはほんのりパールと小ラメがちらつく。
Kiss デュアルアイズB

メディア グラデカラーアイシャドウ

これも写植を間違えている…(正しくはグラ「デ」カラー)
いくらブルベでも、しっかりヘアカラーリングしていない限り、青や紫を直で塗ると浮く場合が多いと思うのだが
こうしてかけ離れた色であるフォクシーを混ぜると、落ち着いたブラウンに変化。
混ぜるものによってはすごくキラキラしかねないので、わざわざ買って試してみるほどのことではないが
眉に多少ラメやパールが入っても気にならない人は、お遊び程度に試してみても良いかも知れない。
ウォームカラー得意な人向けに
・ちふれ ツインカラーアイシャドウ 05 ゴールド系

たまたま手元にあったので試してみた。
結論から言うと、個人的にこの組み合わせはなかなか良いと思う。
というのも、ちふれの方がメインカラーと締め色に結構な明暗差があるので、フォクシーを持ってくるとちょうど濃淡の中間を補える形になるのだ。

(※ちふれの締め色は画像よりも彩度が低いダークブラウン。上手く撮れなかった…)
太めのハネ上げラインでモードにキメるも良し、狐目メイク(平行四辺形状に目を囲うやり方)でクールに仕上げるのも良いかもしれない。狐繋がりだし。
ついでにもて余している仲間のシャドーカスタマイズ BE203 綿菓子〈ルミナスティック〉も追加するとこんな感じになる。
スウォッチ

目元の着彩イメージ


目尻側に少しフォクシーを重ねて、アイホールの中心にちふれゴールドをポンと点置き。
下まぶたには綿菓子をさっと広げ、目尻側にのみうっすらフォクシーを重ね塗り。
あんまりしっくりくるものだから、出来心でこんなコラージュ画像も作ってしまった。

オフィスでもカジュアルでも使えるベーシックなパレット(概念)っぽい配色。
これで合計金額 550円 × 3 = 1,650円(税込)という…。
※2023年9月現在、それぞれの公式サイトに掲載されている価格で計算
フォクシーによせて
私はウォームカラー全般が苦手なので正直フォクシーにはあまり手が伸びないし、
シャドーカスタマイズのレビューでは「悪くはないが、絶対にこれである必要はない」とやや辛辣なことも書いてしまったが
私がコスメの奥深さに触れるきっかけをくれたのは、間違いなくフォクシーである。
とはいえ、製造ラインや什器にも限界があるのも事実。廃盤無くして新規なし。
近々コスメの断捨離を考えていたが、フォクシーは若き日の思い出として手離さないでいようと思う。
ありがとうフォクシー。
コメント(0件)
※ログインすると、コメント投稿や編集ができます