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半額シールと散髪

半額シールと散髪

見てくださいこの半額シールの山!!
すごいでしょう!?半額シール大好き!!


数日前、立ち寄ったドラッグストアのワゴン品セールコーナーを何気な~く見ていたら、見つけてしまったんです、コレを。

名前は何となく知っていたけれど、とにかく私は自分の髪に興味がないので
「今使っているトリートメントがなくなったらこっちを試してみてもいいかもね。半額だし。」と、深く考えずに一つ買い物かごに入れました。

私の髪質は生まれつき「硬い」「太い」「うねる」「パサつく」の四重苦持ち、しかもここ数年、加齢による「ボリュームダウン」と「白髪」が加わり、「も~~ど~でもいいよ~~、不審者として捕まんない程度にゴムで結んどきゃいいよ~~。」と、とても精神が荒れています。今現在進行形で。

社会人の時はヒトとしての形状を保つため、たま~~~にヘアカラーをしたりデジタルパーマをしたりした時もあったけれど、もうどうでもいい。

そもそも美容院に行きたくない。話が続かない。話を振られても「ア・・・ア・・・」ってカオナシみたいなことしか言えない。
美容師さんが悪いわけじゃなく、圧倒的に私のコミュ力不足。

でも人間だもの、放っておけば髪の毛は伸びるんだなあ。
夫の「髪、伸びたね~」は「お前そろそろ美容院行けよ」という意味。
「イヤだ!行きたくない!そんなに髪の毛切れって言うなら今ここで切ってくれ!!」と言った時の夫の「こいつマジかよ」という顔ときたら。

面白そうだったので切ってもらいました。夫はいつも自己肯定感MAX男なので自信あり気。
最初はハサミを縦に入れながら、様子を見つつ長さ調節をして切ってくれると思っていたら、
「ジョキッ!ジョキジョキジョキッ!」という豪快な音。
「・・・?」と思いながら振り返ると、夫の手にはバッツリ横一直線に切られた私の髪の毛の束が。

・・・ちょっとわんぱくすぎない・・・?いや、もういい、もう考えるのはやめよう・・・。

その後、ちょこちょこ手直しをして終了。

「どうしてくれるんだこの髪型」と思うより、「これでまたしばらく美容院に行かなくて済む」という感情の方が優っていました。本当に髪に興味がないんです。
アッ、違うんです、夫は勝手にプロの方に散髪してもらうし、子どもたちも定期的に床屋さんに連れて行ってます。行かないのは私だけなんです。

上の写真のトリートメントを使うと、予想以上にしっとりしてまとまる感じ。
指通りもなめらかになったような・・・?

普段の私は「不審者通報されない程度の最低限の身だしなみ」だけは守っているので、いつも後ろで一つに結ぶかお団子にしています。
このトリートメントを使った翌朝、髪を結ぶ時にヘアゴムでまとめていると、髪がツルツル滑るような感覚。いつもは抵抗感バッキバキなのに。

おお~、これはリピ買い決定やで~!とドラッグストアに駆け込み、大量に買い占めしました。

夫に見つかると「こんなに買ったの!?」と言われるのが目に見えているのでコッソリ隠します。
翌朝、すぐさま見つけられ、予想通りの「こんなに買ったの!?」
でも貼られた半額シールを見て「まぁいいんじゃない?」

半額シール偉大なり。



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