(といっても、あと1年分くらいの量が残っていますが)
次にファンデを買うとき、私が優先的に求める条件はこんな感じです。
1.毛穴落ちしにくい、もしくは落ちてもわかりにくい
2.毛穴をぼかしてくれる
3.薄付きで素肌が透ける(カバー力は求めない)
4.艶感は控えめ、でもマット感も控えめ(理想は赤ちゃん肌みたいなセミマット質感)
5.顔が赤くならない(私の顔は赤が浮きやすい)、でも血色は良く見せてくれる
6.マスクに付かない
7.保湿力がある
我ながら要望だけは多いですね。
それでこれらの条件でいくと、これはファンデじゃなくて『ちょっとだけカバー力のある艶控えめの下地』くらいがちょうどいいのかなと考えていたのですが。
意外なジャンルのアイテムで候補を見つけたので、それを語らせてください。
それは美容液です。
ファンデではなく、下地でもなく、美容液。
IROIKUというブランドから出されたアイテムです。
IROIKU公式サイト
以前ネットで見かけて、『色補正機能のついた美容液』という目新しいコンセプトに「面白いなー」と興味が沸いて気になってはいました。
そして先日、無料でサンプルをもらえるということを知り。「無料なら試したい!」と取り寄せてみました。
それがこちら。

1回分づつの個包装。全6色。


メインカテゴリーは『美容液』なので、パンフレットも美容成分の説明が冒頭にきていました。

今後これらを試してブログで語っていきたいと思っています。
それで今回語りたいのは、とりあえずネットで調べて知ったこと。
私は商品を買う前に、そのメーカーや開発の舞台裏を調べるのが趣味でして。
IROIKUについてもちょっと検索してみました。
IROIKUは三省製薬株式会社という製薬会社が立ち上げたブランドです。
下のURLは会社のHPです。読み応えあって楽しいです。
『 三省製薬株式会社 』
で、この三省製薬さんは成分開発や化粧品メーカーのOEMとしての実績が凄い。世間にあまり知られず化粧品業界の基盤を担っているタイプの会社のようです。
ちなみにOEMというのは、企業から委託されて製造や開発を行うこと、またはそれを請け負う企業のことです。例えば、海外有名ブランドの腕時計の多くは、デジタルやクォーツ(電子部品)に関していえば、実のところ中身はカシオとかの別メーカーが開発・製造したものだったりする。とか、そういうやつです。
実際、自社で一から美容成分や化粧品を開発できるメーカーって、資生堂とかポーラとかの大企業をのぞけば意外と多くないんですよね。なので「○○ブランドから新美容成分△△配合のセラムが新登場!」という場合、その△△という新しい美容成分は、実は三省製薬さんが○○ブランドから委託されて開発・製造したものだったりする事もあるわけです。
ということは私も知らないうちに三省製薬さんの開発した美容成分のお世話になってるのかなぁ、と想像して感慨深い気持ちになってみたり。
そういう下請けとして実績を作ってきた技術の高いメーカーが、万を期して自社ブランドを立ち上げるというストーリーがかなり好きだったりします。
バーバリーのトレンチコートのOEMを請け負ってきた三陽商会が、その技術を活かして新たなコートのブランド(『100年コート』で検索してみてください)を創設した話とか。ロマンを感じずにはいられません。
IROIKUの立ち上げまでに沢山のドラマがあったんだろうな、と想像するとワクワクします。
いつか『プロジェクトX』みたいな番組で取り上げてくれないかな。
と、使う前からにひいき目に見ちゃってる気もするので、ちょっと頭を冷やしてから、ぼちぼち試して感想を書こうと思っています。
お付き合いいただけたら嬉しいです。