

あの関連で機内での動画がいろいろ拡散してるけど、ああいう状況でいかにパニックになることを防ぐかという冷静さと、それと同時にクルーには果敢な決断力が求められる。
キャビンアテンダントというのは決して「荷物の出し入れを手伝ったりときどき力仕事もするウェイトレス」なんかではない。飛行機は世界一安全な乗りものと言われてるけど、ひとたび事故が起きればその被害は甚大なものとなる。輸送の安全を担保し乗客の生命を預かる「保安要員」、それが本質なんや。
だからいざというときのための訓練は常におこなわれてる。ただ、その訓練の成果を発揮する場面は、ないほうが望ましいに決まってる。それは、安全であるという証拠やから。
……
さて、ちょっと話を変えるで。
飛行機と鉄道との違いについて、博多に戻る道中で話をするやで。



で、空を飛ぶ飛ばへんてことじゃなくて、飛行機と鉄道との違いというのは……



「時刻表に表示された時刻よりも早く出発させてはならない」、くわえて、「災害とか人身事故などの不可抗力や工事など公益上の理由以外で運休させてはならない」(意訳)
と明文化されてる。そして実際、早発で鉄道会社が謝罪したという例がある。
これはどういうことかと言うと、鉄道の時刻表というのはこの時刻に出発させるといういわば「乗客との約束ごと」であって、早発してしまうことはつまり「待ち合わせをすっぽかして先に行く」ようなもん(笑)、約束を反故にすることになるからや。

で、飛行機の場合はというと、早発は禁止されてない。というのも、あらかじめ乗る人数が決まってるから、と同時に、次のフライトのスケジュールの余裕時分のため、あるいは最終便の場合は空港の運用時限、たとえは伊丹空港なら21:00までに着陸しなければならないといったことなどから、「そろったらさっさと出発」というのが基本となってる。
遅延に関しても、たとえばJR西日本では5分以上の遅延で遅延証明書を発行するけど、飛行機の場合は15分以内の遅れは遅延として扱わないとか、その際の対応の差だったりもある。
ただこれ、乗りものとしての特性もあるわけで、違いが即優劣につながるものでは決してない、ということは言っておくやで。まあどっちが好きかと訊かれたらワイは鉄道と答えるけど笑
そんな話してるうちに博多に着いたから、






そや。
ここ、あれ売ってたな。地下に行けばあるはずや。



まぁ1箱20本入り、3分で完食したけど(何)
と、今晩のおやつを食べたところで、本日の運転を終了しますやで。実をいうと博多にはネタになる乗りものが他にもあるから、タイトルの通し番号はそのまま続けてのご案内を予告しておきますやで。
ご乗車ありがとうございましたやで。
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