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反省の意味も込めて、この間衝動買いしてしまった、サンローランのシャドウを一緒に写真に撮ってみた。
左が19番、紫系のシャドウです。
右が今回のクリスマス・オータムホリデーラインのボレアルパレット、色は「アーティックナイト」北極の夜という意味のシャドウです。
まず、何から語ればいいのか。
サンローランのこのピュアクロマティックスですが、かなりなんといいましょうか「やばい」感じがしました。「ぞっくぞくする」と言った方がいいのかな。
かなり大胆な色の取り合わせのパレットでして、挑戦のし甲斐のあるというか。
皆さんの口コミも読むのが楽しくて、しょうがないといったところです。
色んな色があって、人それぞれ楽しみ方が全然違うパレットなんです。
19番は前に限定で出て、定番になった色ということですが、私が昔大好きだった、ケイトのラインスパイシーの赤紫っぽいパレットの色にそっくりでして、ノスタルジーな気持ちを掻き立てられて購入してしまいました。
ピュアクロマティクスの中では比較的「使いやすい」お色かと思います。
口紅や頬紅を選ばず、目を伏せるとちょっといろっぽいお目目の出来上がりです。
「温かみがあるけど色っぽくもある」という光を出してくれて、好きです。
ちょっと和風の色と光沢かなとも思いました。着物を着ても合わせることができると思います。
いい色を買ったなと思った反面、なんというか、「これぞサンローラン、ピュアクロ」という色ではないような感じがしたので、「なんかな、自分、無難にまとめたな」というのと「ノスタルジーに負けたね」というのが交差して、「なんかやっぱりこれぞピュアクロ」という私が勝手に思い描いているパターンの色がほしいなと思っていました。
で、しばらくして、やっぱりクラランスの限定を買ってしまって、
これが、なんつーか、やっぱり「普段使い」ぽいシックなグレーブラウンの取り合わせ、
私やっぱりアイメイクは「冒険できない子」なんだなと自分で思ってしまいました。
ゲランのトゥーランドットのシリーズのシャドウも素敵なんですけど、ちょっとプラムが強いような気がする。あの色を使いこなせたら素敵だろうな、とは思いましたが、いつも逡巡して買わず。
で、11月初旬に出るシャネルはどうもトゥーランドット路線なんですね、私が見たところね。ほしいけど、たぶんなんというかまだしばらく待ってもいいかなと思っていました。
で、ですよ。ここでサンローランのオータムラインの紹介を見て、インターネットを検索。今回のね、このラインのビジュアルがなんともかぼちゃ好みでして。
青いシャドウをしてピンクベージュの口紅の女性が伏し目をしておりまして、
胸元もあらわなブラックのナイトドレスを着ていたのでしが。
で、青い色はなんとも言えないターコイズともつかない不思議な青。
青いのか蒼いのか碧いのかという色です。
このエレガントな女性のたたずまいにノックアウトされ、これは北極の夜にインスパイアされたというメイクアップアーティストの言葉にもっとノックアウトされました。
北極の夜ってね、なんかあんまり夜らしくなくうすら夜で光がゆらゆらして、
それを楽しむために皆布団にくるまってウィスキー飲みながら夜なべするんですよ。
あの青の光を表現したのね、と思うと、たまらず実物がほしくなりました。
で、今日会社の目の前のデパートに帰りに直行。
おねえさんに「ある？」って聞いたら「残り2個」と言われ、そのまま購入。
合わせてビジュアルのおねえさんがつけていたルージュヴォリュプテの3番も購入。
ゲランも夏に地中海の青を歌って青のプロダクツを出しましたが、またあの青とは違うんですよ。
なんかもっと深くてはかない青ですね。
で、私がほしいと描いていた、「これぞサンローラン、ピュアクロ」というちょっとクセのあるプロダクツでもあり、それを使いこなせたらそれだけでエクスタシーって感じです。
いやあ、今すごい盛り上がっています。
おねえさんは今日美容液の見本をたくさんと、あと、あたらしい香水「マニュフェスト」の見本、マスカラの見本をくれました。
いやあ、買い物は楽しいですね。（晴郎風。）
会社員
青いかぼちゃさん