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美容情報:美容ネタを発信する難しさ

美容情報:美容ネタを発信する難しさ

■美容ネタを扱うむずかしさ
ここ何回かの記事や、コメントのやりとりで、
美容ネタを扱う難しさというのを感じております。

そのことについて、ぶっちゃけの本音の部分を、
記事にしてみようと思いました。

○サンプルの即効性について考えてみる 
  →https://beautist.cosme.net/article/455544

上記の記事の中で、
強アルカリ温泉で肌がツルツルになるのは、
実は、アルカリが肌の蛋白質を溶かしていたからと
ハイターで手を洗った時の様子などを交えながら、
紹介しました。

実は、これ、ネタ的扱いで、
へ~、そういうことがあるんだという印象付けを狙った、
インパクトあるキャッチのつもりで書いたものでした。

しかし・・・

   強アルカリ泉=肌が溶ける=恐い

というイメージを持たれてしまう可能性を含んでいたということを、
コメントなどを通して気づかされました。



■即効性=擬似成分であることも・・・
また
「即効性のあるもは、
 効いたと思わせる成分が入っているだけで、
 ほんとに効いたのかは謎・・・・」

これもまた、即効性を感じるものは、
全てが謎という印象を持たれてしまったようで、
中には本当に効果があるものもあるはずです。

「効いたと思わせるような成分が入っているのでは?」
という私の個人的な憶測なのですが、
「すぐに効いたと感じられるものは、擬似成分が入っている」
というように理解されて、その情報が一人歩きしてしまうことも、
考えられなくはないと感じたのでした。

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【追記】2013.3.19
上記のような心配をしてしまったのですが、
実際にコメントをいただいた方の意図は、
「効果を感じられる化粧品がすべてそうだ」
と思っていたわけではなかったことが、
その後のやりとりでわかりました。

こちらが、勝手にそう受け止められてしまった・・・と、
誤解してしていたのでした。

これは、発する難しさと同時に、
反応をどう受け止めるかという、
受け止め方の難しさということについても、感じさせられております。
なんだか大げさな記事になってしまい申し分けありませんでした。
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■推測を記事にする場合は・・・
ここで思ったことは、推測でものを言う時には、
はっきり「推測である」ということを明記する必要があると
いうことでした。

インパクトのある情報は、たとえ明記していたとしても、
そういうものだという理解をされて流れることも、
充分あると考えられます。


■情報元を明記すること
次に、これは記事内でなくコメンでのやりとりでのこと。

○ヘアケア:(2)高級シャンプーは使い続けても効果はない しかるべき筋のお話
   →https://beautist.cosme.net/article/455542

こちらに寄せられたコメントのやりとりの中でのことです。

記事の内容は、
「シャンプーは、機能の違うものを
 変えながら使った方がいいというお話で、
 お肌も甘えるから、変えながら使った方がいい」
というコメントをいただき、

「そういえば、肌が甘えているって言うのはウソだって最近、
 どこかで見ました。どこだったかしら?」

というコメントをしました。
これは、「肌が甘える」というのは嘘という
違う考え方もあるみたいですよ。
という程度のご紹介のつもりでした。

これについては、コメント内での軽いやりとりで、
記事で紹介しているわけではなかったので、
情報元を示すことはしませんでした。

そのコメントに、
「嘘なんですか!?へー!感覚ですかね。皮膚科医推奨の28日周期で変えるスキンケアを実 践中ですが、水分・皮脂量が月の中で変わるから。って解釈でした。」

とコメントをいただき、
そうか・・・・・
こういう表現方法は、「肌が甘えるというのは嘘だった!?」と
受け止められてしまうんだと、
伝え方の難しさを感じさせられました。


美容情報の危うさというのは、こういうところにあるような気がしています。
本人が意図していることと、違うように解釈されて、
かくかくしかじか・・・・と伝えらえれて広がっていく。

やはり元記事を示すということは、
コメントであっても、必要なことなのかもと思ったのでした。

ただ、私自身は、
肌理論については、基本的な考え方というのはあると思うのですが、
万人に共通する絶対的なものはないと思うので、
「「肌が甘える」というのは嘘」と言い切られてしまうことに、
ちょっと・・・と思う部分があったのでした。



■瓢箪から駒
ただ、今回は、情報元を示さなかったことで、
面白い情報を得ることができました。

「肌甘える 嘘」で検索すると、下記のサイトが
みつかったそうです。

もちもちたまご肌 を育てる
スキンケアの新・お作法
  →http://www.biteki.com/special/1105sk-ii/index2.html

というサイトです。

一見、SK2のサイトにも見えますが、
雑誌「美的」の特集記事です。

主旨としては、
20代から効果の高い化粧品を使うと肌が甘えるというのは、
根拠のない俗説という皮膚科医師の言葉を引き合いに出して、
高い化粧品を若い時から使っても大丈夫ですよ~
といった内容でした。

(これについては、別にツッコミどころがありますが)


さて、こういう情報を見た時に、
どこが発している情報かということは、
判断する上でも大切だと思います。


1.SK2 メーカーからなのか
2.雑誌発の情報なのか。

1.のメーカー発の情報であれば、これがどういう意味を持つ情報か
 想像はできると思います。

2.の雑誌発の情報をどうとらえるか・・・
 これは、それぞれの捉え方があると思うのですが、
 私は、雑誌記事は広告によって成り立っている情報記事と思って見ています。
 従って、特集記事の内容も、メーカーが広告をどれだけ出すか、出してきたかによって
 左右されている可能性があると思っています。
  (ここも、推測です   念のため)
 
 雑誌は、広告によって成り立っています。
 そのため、基本的にはいいことしか記事にはなりません。
 メーカー主導の、言葉は悪いですが、提灯記事だと思っています。

 そのため、私は、美容雑誌の記事は、
 価値を見ておりません。
 自分なりに考え、調べて判断しようと思ってきました。

(ただ、いろいろ調べてきたなかで、
 「美的」の記事は、メーカーよりでなく真実を
 伝えていると感じさせられることも多かったです。)

今回の「肌を甘えさせるというのは嘘」という
ブログで見た記事は、
ご本人の経験によって、導き出したのか、
何かを参考にされたのか、
どこかからの受け売りなのかわかりませんでした。

一方、私自身は、自分の経験から、
「肌は甘える」というか、「肌は慣れる」ということを感じていたので、
自分の受け止めている感覚とは違うと思って、
参考程度に拝見するに留まりました。


■情報元と信頼性
以前も、記事にしましたが、
美容情報サイトにある情報なら信頼ができるのかということも、
見極める必要があります。

【参考】
○美容情報:美容専門サイトの情報なら信じますか?
  →https://beautist.cosme.net/article/421979


○美肌マニアというサイトは、ご存知ですか?

美容について検索すると、結構、
ひっかかってくるサイトです。

こちらのサイトってどんなサイト?
と調べてみると、なんだか怪しい気が・・・

【追記】2013.3.20
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(これは、私の感覚的なものなのではっきりとした
 根拠を示すことはできません。
 
 運営ポリシーは、素晴らしいです。
   →http://bihada-mania.jp/blog/policy

 しかし、広告なしでどうやって運営しているのでしょうか。
 どういう方が、どういう立場で書かれているかが、
 はっきり見えてきません。

 また、自身でいろいろ調べた美容情報について、
 こちらでどのように紹介をされているかで、
 情報の質を判断させていただきました。

 掲載記事の中には、明らかに、おかしいと思われる記事もあり、
 情報の質を見極められていないという印象を受けました。)


 こちらのサイトについて、
 EUREKAさんより下記のようなコメントもいただいています。

 >・運営は某SNSサービスサイト、化粧品バナー広告で運営されているようです。
 >・執筆者並びに成分データベース等は、某化粧品メーカーのようです。
 >すると、ほぼOEMと考えてよいのでしょうね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

○女性の美学
こちらのサイトで執筆されている方のプロフィールです
   →http://josei-bigaku.jp/writerprofile/
執筆者の募集がされています
   →http://josei-bigaku.jp/writerrec/

美容サイトの看板を掲げていても、
どうもおかしい・・・・と感じさせられるところもあります。


【追記】2013.3.20
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして
○美容「雑誌」が運営するサイトの情報
  広告とのからみをいつも頭に置いて記事を見ます

○メーカーのサイト
  自社製品のPRの場です。


○美容ブロガー  芸能人情報  美容家情報
  また製品が絡む情報は、メーカーとの関係性がないか。
  使用者がそれを好む根拠は?

  また、季節ごとに提供される美容家さんの商品紹介なども、
  メーカーが後ろにいるんじゃないかとか・・・(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  

■怪しいサイトから、怪しい情報の転載
そして、@コスメの記事を見ていると、
これらの怪しそうなサイトの記事を、ほとんどそのまま
転載されていることがあるのです。


えっ? それはないでしょ! というのが第一印象でした。
  
著作権とかそうことを、あまりご存じないのかしら?
そういういえば、@コスメ内の写真も、
出典が明らかにされていない写真が転載されいます。
とてもきれいな写真なので、自分で撮られたものでは、
ないと思われます。

当初は、著作権意識の低いサイトなのかしら・・・と思っていました。
だったら郷に入っては郷に従えではありませんが、
そういうことに目くじらたてず、流すことに(笑)

とは、言ってもよそのサイトの情報を、
出典を明記せず、そのまま載せるというのは、
どういうお考えなのかしら?

美容情報に詳しいという、自己演出のため?
でも、それなら、もう少し上手にするはずです。
ネタとしてだけいただき、もう少し加工して、
参考にしたことを隠し、巧妙に記事にするはず。
ほぼ写した状態で掲載してしまうと、
誰かにすっぱ抜かれたら、恥ずかしい思いをしてしまします。

それを押してしているというのは、
おそらく、そういう意識がない、記事を引用してはいけないということを、
ご存知ないのかもしれないと理解していました。

それらの記事を参考にされている方たちは、
美容に詳しい方という認識で、見ているように感じられました。
そういう自分のイメージづくりのため?
賞賛が欲しいのかしら?
元ネタバレバレ情報は、クリップ数のランキングに
入っているものもあります。

情報サイトの記事をコピーして、
自分の記事のようにするというのは、よくないと思います。
しかし、これも個人の自由ともいえますし、
何か降り注ぐのはその方に対してです。

人は人、私は私・・・
そう捉えればいいわけです。

そして、ここは、あまりそういうことに
うるさくないコミュニティー・・・

昔は、著作権絡みのことになると、
鬼の首をとったように、指摘する方といのが、
コミュニティーの中には、必ずいらっしゃったものでした。
(数十年も前のお話です・・・笑)

とは言いながらも、直接、ご本人に進言するのは、
差し出がましいことだと思うので、
記事を通して、もし、目にとまって気づいていただければ、
何かしら考えるきっかけになるかもしれない・・・
と思いながら、下記の記事を投稿したこともありました。


○情報:元記事探し  引用は切り取られた一部 全体を眺めてみると
   →https://beautist.cosme.net/article/421211

○美容情報:美容専門サイトの情報なら信じますか?
   →https://beautist.cosme.net/article/421979





■オリジナル?
私は個人の情報を見るときに、

どこまでが、借り物?
どこからが、あなたの考え?

そんなふうに見る癖がありました。
そうやって見ていると、
人からの借り物情報なのに、それを自分が考えであるかのように、
記事にされていることも多々、目にするのでした。

それはいいか、悪いかと言えば、悪いことですが、
そういう認識を持っていなければ、悪いことだと知らないわけです。


そして、情報に、根拠や、なぜそうするのかということをあまり気にせず、
よさそうなことは、楽しく試せればいいことじゃない?
何を小難しいこと言ってるのかしら・・・
と思われている方は、そんなことを気にする事そのものが、
ナンセンスに思えるのだと思います。

知っているのに、自分の知識の演出のために、
情報通を装うための収集というのが見え隠れすると、
なんだかなぁ・・・と見てしまいます。

しかし、人は人・・・なんです。  
そんな蓋をかぶせて、覆いました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■「美しくない」と思うことが、美しくない‥・・

人は人・・・・
借り物で装いたい人は、装っていればいい・・・・

そう思っていたつもりです。
しかし、心の奥の方で、
それって、美しくしくない行為じゃない?
人のものを借りて、自分のものみたいに
記事にしちゃうのってどうなのかしら?

そんな気持ちを確かに抱いていました。
でもそう思ってしまうことが、「美しいことじゃない」
そんな蓋をしていたのです。
その蓋を、こじあけるような言葉に触れました。


やはり、人から借りた記事を、
ちゃんと借りましたと言えることは、
美しいことなんだと思いました。


そして、認識がなかったり、勘違いしていたり、
間違ってしまうこともあります。
それに気づいた時は、きちんと示して、
方向修正をできることも、美しいことなのだと思います。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【追記】2013.3.20
「情報を発すること」の難しさについて、記事にしたのですが、
これは、同時に、「情報を受け取る」ことの難しさということも、
いただいたコメントなどを通して、教えられました。

発した情報が、受け止められて戻ってきたコメントに対する受け取り方。
言葉の理解、解釈・・・・

実際に、この件ではなく、別のテーマで書いた記事にいただくコメントで、
これはどういう意味なんだろう・・・
このようにも、理解できるけど、こうも解釈できる。
いったいどっち? と思うことなどもありました。

そして、自分自身がコメントするときも、限られたワード数の中で、
なかなか言いたいことが言えず、端折ることがあります。
その時に、あら、ちょっと違うように受け取られたみたいだけど、
まっ、いいか・・・とそのままにした経験もありました。

その逆も当然、あるということです。

そして、@コスメのコメントは、ワード数が限られていることから、
あまり、コメントでの往復するというコミュニケーションを
望んでいないのかなという理解していました。

そのため、よっぽどのことがなければ、そのまま
流してしまうことが多かったような気がします。

今回は、間違った情報が拡散してしまったら・・・という気持ちが強く、
この短いワード数の制限の中で書かれた言葉だとうことなども
忘れてしまい、
誤解を招いてしまった・・・と思い込んでしまったのですが、
なんのことはない、ちゃんと受け止めていただいていたことがわかりました。

頂いたコメントの真意を受け取るというのも、
難しいことだと思いましたし、
記事の受け取り方というのも、いろいろな解釈があったりするのだということを、
改めて感じさせられました。

コメントをいただいた皆様、いろいろ、
考えるきっかけをいただきありがとうございました。


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