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石鹸系の洗顔料ってどうなの???

石鹸系の洗顔料ってどうなの???

最近ボディソープ、シャンプー、洗顔アイテムで石鹸系が流行っている模様。
石鹸系の洗浄アイテムは洗い流しやすく、さっぱりとした肌に仕上がるので暑い夏に好まれたり、
もともとしっとりした洗い上がりが嫌いな人に選ばれると思います。
最近では石鹸系シャンプーのあのキシキシ感が良いんだとか何だとか…こじつけのマーケがなされているようで。

メーカーの宣伝戦略上、買う側は「石鹸」=「ナチュラル」=「優しい」のような方程式が存在するように思い込みがちな気がします。
確かに石鹸系は洗い流した後、仮に肌の上に残ったとしても、乾いたらただの脂肪酸と塩になるので無害かもしれません。
が、「必ずしも肌にやさしいわけではない」ことをどこかで伝えるべきだと…個人的に思っとります。
あ、でも決して石鹸系に対してネガティブというわけではないです!実際毎日洗顔に使用しているので(笑)

石鹸系の洗浄アイテムは、脂肪酸と塩で成り立っています。
表示が違ってややこしいのですが、以下は全部石鹸系です。
パッケージにある成分表示上、脂肪酸単体(ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸など)と塩(塩化ナトリウム、塩化カリウム)となっている場合…
時には、脂肪酸単体で無く、「パーム油」や、「ヤシ油」となっている場合…
とってもファジーな表記で「石鹸素地」と書かれている場合もあります。

でも、自分の経験上、肌が弱い人は脂肪酸単体からちゃんと見つめて選んでほしい。
「パーム油」、「ヤシ油」と書かれているとなんとなく天然っぽいって感じますが、不純物を多く含む可能性もあります。
ちゃんと油を精製してればよいですが、そんなことは表記上分からないですよね。。。
「石鹸素地」と書いてある場合も少し考えます。当然、「石鹸素地」と記載するための規格があって、それを満たしているのだろうとは思いますが。

私個人的としてはやはり脂肪酸単体がパッケージに表示されているアイテムを選びます。
脂肪酸単体だと、「なぜその脂肪酸を選んだのか」「なぜその脂肪酸を組み合わせたのか」
など、メーカー側の考えやこだわりを、なんとなく予測することができると思ってます。
考えすぎと言われればそれまでですが(笑)

石鹸系は泡質が濃厚で細かい場合が多いので好きなのですが、自分に合わない脂肪酸があることに気づきました。
それは「ラウリン酸」。
「ラウリン酸」は石鹸の泡立ちに役立つ脂肪酸なので、使っている洗顔料は多いです。
ですが、肌への刺激とも成りうるのです。
私の場合、洗顔中から洗い流しにかけて肌がピリピリし始め、皮膚が薄いところが赤く炎症を起こし、
乾燥して皮向けを起こすことがあります。
文献読みあさって調べてみるとやはり、ラウリン酸は人によって刺激となることがあるとのこと。
その後「ラウリン酸」フリーの石鹸を使ってからはそれは解消されました。
もう一つ、要注意の脂肪酸は「オレイン酸」。
皮脂に多く含まれる、といった肌への親和性に対するうたい文句があるようですが、ニキビ菌が好む脂肪酸なので、
ニキビが多い人は要注意な脂肪酸です。

と、このように、石鹸系と一言で言っても奥が深いのです。
要するに…

1.「石鹸系」=「肌にやさしい」という概念は捨ててほしい。
2.肌が敏感な人ほど、脂肪酸の種類に注意してほしい。

ということが言いたかった(^_^;)

以上、徒然なるままの独り言でした!

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