「気がついたらもう10年も一緒にいるわ」
というアイテムが何点かあります。
母の北海道土産の手彫りの手鏡。
この女の子の横顔の表情がとっても好きです。

これをもらったのは20歳の頃でした。
それから早12年、もう私は32歳の年だけは立派な女になっているわけですが、
いろいろな事が積み重なった12年を、
このピュアな眼差しの少女とずっと一緒に過ごしてきたんだと思うと、
もう、愛すら感じます。
日本の伝統工芸だからこそ醸し出すことができる、この繊細な少女の微笑み。
こんな素敵な手鏡をプレゼントしてくれた母に感謝です。
これからも大切に、愛用していきたいと思います。
こちらも鏡ですが、

ミスエレガンスの鏡。これも気がついたらもう10年くらい?使っています。
花モチーフが好きで、サーモンピンクが好きで、丸みが好き。
好きな要素だけで作られたようなこの鏡を見つけたときは、衝動買いでした。
香水は、デイジーオーソーフレッシュ。
こちらは2代目で、その前はデイジーオードトワレを使っていました。
私にとっては定番の香りで、なくてはならない存在です。
私は、小さな時から自転車の鍵や傘を失くす天才でした。
一つのものをボロボロになるまで使う、ということができない子供だったのです。
化粧の関してもとにかく飽き性で、
とっかえひっかえ色々なものを使ってきました。
でも、30歳を過ぎてみて分かったことは、
自分が心から気に入っているものは、自然と長く大事に使えるということ。
闇雲に何かを欲しがるのではなく、
本当に今の私に必要なものなのか、
長く大切にできるものなのか、
常に自分に問いかけることによって、より自分を見つめなおせる気がします。
下着や寝具などの生活必需品でも、
自分に合った心地の良いアイテムを知っていて、長く大切にしている女性に憧れます。
化粧品でもそれが理想です。
肌は移ろいやすく、その時々で必要なものは変わるというのは分かっていますが、
だからこそ、
何が起きてもこれがあれば! というアイテムに、どんどん出会っていきたいです。
緑の香りさん
ranmaruさん