
毒性判定が全てなのか?
2014/2/22 09:35
そこでよーく見るのがこれ!
●全成分●
(イソブチレン/マレイン酸Na)コポリマー (■合成ポリマー、皮膜剤)
BG (▲保湿剤、溶剤、粘度低下剤)
DPG (▲香料、溶剤、粘度低下剤)
イソプロパノール (▲消泡剤、粘度低下剤、溶剤)
エタノール (▲溶剤、可溶化剤、収れん剤)
オレス-50 (■■合成界面活性剤、洗浄剤)
カルナウバロウ (○油剤、閉塞剤、増粘剤)
ジメチコン (■合成ポリマー、閉塞剤)
シリカ (○吸着剤、不透明化剤)
ステアリン酸スクロース (■■合成界面活性剤、乳化剤)
ステアリン酸ソルビタン (■■合成界面活性剤、乳化剤)
ナイロン-6 (■合成ポリマー、充填剤)
マイクロクリスタリンワックス (○油剤、親油性増粘剤)
ラウリル硫酸Na (■■合成界面活性剤、変性剤)
ラウレス硫酸Na (■■合成界面活性剤、洗浄剤)
バチルアルコール (○油剤、乳化安定剤、閉塞剤)
ペントナイト (○粘土の一種、吸着剤)
ポリアクリル酸Na (■合成ポリマー、乳化安定剤)
ポリソルベート60 (■■合成界面活性剤、乳化剤)
ポリビニルアルコール (■合成ポリマー、皮膜剤)
水 (○溶剤)
酢酸ステアリン酸スクロース (■■合成界面活性剤、乳化剤)
アクリレーツコポリマー (■合成ポリマー、結合剤)
テトライソステアリン酸スクロース (■■合成界面活性剤、乳化剤)
PPG-2-デセス-30 (■■合成界面活性剤)
ちなみにこれはマスカラ。
これで毒性が強いのでもう使いません!みたいなやつ。
(えっマスカラ使わないのっΣ(゚д゚))
毒性判定はいくつかのサイトで調べることができるんだけど
元となっているのは「自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典」という書籍。
合成物質は全て悪!と親の恨みのごとく、毒性毒性毒性・・・
唯一せっけんだけはOK!
私はそれを信じて、界面活性剤はせっけんのものを選んできました。
オーガニックブランドのものも、合成界面活性剤が入っていれば、
あーこりゃだめだ。と。
でも最近このへんから疑問がわいてきたのです。
製品名で検索すれば確かに毒性はすぐにヒットするけれど
その情報が正しいのか懐疑的になってきて、
ひとつひとつ調べるようになり始めました。
それでわかったことは、またおいおいまとめていきますが、
やっぱり大企業が多額の研究資金をつぎ込んでまで作っているものが
人間の体を滅ぼしていくなんてことはよっぽどないんです。
だって人間減ったら企業の利益なんてなくなるし!笑
だから大抵のものは安心して使っていいんだなと。
確かにコスト削減のために、
本当は入れなくていいものが入っていることもある。
だけど、それをこの成分が入っているからこれはダメ!って画一した基準で
毒性高い!と判断してしまうのっておかしいんですよね。
たとえば私が避けている成分に合成ポリマーがある。
これが化粧水に入っているのは頂けない。
角質層が潤っていなくても潤っていると錯覚させてしまうから。
(ビニル膜が皮膚呼吸を妨げるとかたまに見るけど
人間は皮膚呼吸しませんし、ポリマーは網目状のもので膜じゃない!)
でもたとえばファンデーションやトリートメントに入っているのは私はOKと思っている。
自分の中でのボーダーラインは落とす前提での使用、
もしくは意図的に傷ついた部分を修復させる絆創膏としての役割ならOK、
健康な部分をごまかすためにわざわざポリマーを付けるのはNGだと思っています。
要は、何が、何に、どれだけの量、なんの目的で入っているのか、を
考えないと成分を見ることに意味ってないと思うんです。
界面活性剤は洗浄剤としてだけでなく、成分の浸透、分散のために入れられていることもあり、
肌へ有効成分を浸透させるためなら成分表示の下位にあるのは仕方ないな~とか、
油性成分を水溶性の液体に溶け込ませるためなら(分散)仕方ないな~とか
自分の中でボーダーラインを作ってうまく付き合っていけば、
よっぽど酷い目に合うことなんてないと思うんですよね。
ちなみに毒性判定の著者はゼ○ア化粧料の2代目の社長。
これを知ったときにあ~、そういうことかあ、と納得しました。
要は大企業に対するネガティブキャンペーンなんでしょうね。
せっけんカスは肌を守るとかこの本以外ではどこにも発表されていない論文ですし、
この本の情報はたしかに有益なものもある、だけど全てが正しいわけではない。
せっかく目の前にパソコンだとかスマホだとか便利なものがあるのだから
情報と照らし合わせてしかないといけないな、と思うのです。
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