
GWに私の住む街にいらっしゃるご予定のメンバーさまにもお伝えしたく~。
ジャン・アントワーヌ・ヴァトー(Jean-Antoine Watteau 1684-1721)の描いた「ジェルサンの看板」にちなんで、歴史が知られるシャルマーニュ・マイヨー一家の写真を看板から~フランス老舗のパンにタルトにデリカデッセンで有名なPAULをご紹介。
昨日の朝一番にオープンしたてのカフェでパン・オ・ショコラを選んだモーニング・セットをさっそく注文。なんと!私ったらオープンしたばかりの真新しい家具にガバッとぶちまけてしまった田舎モノになりました。

あ~、ごめんなさいです!ですから今日は店内を撮影した写真でご勘弁です。
最初の写真に写るのは、1889年に創業したシャルマーニュ・マイヨーの一家の写真です。奥様の着ているエプロンドレス。このスタイルでオープンしたばかりのPAULでPRしていた女性がいましたよ。
現在のオーナーはオルデール家。低音長時間発酵の自家製酵母です。酵母は樹液や花蜜、果実などに生息する微生物ですね~。このパンの香りはアロマテラピーの効力がありますね~パンの焼きたての香りには人に優しくなれる効力があるそうです。

ジェルサンの看板で、右下に描かれている犬。実はルーベンスへのオマージュなんです。ルーベンスの「マリー・ド・メディシスの戴冠式」に描かれている犬なんですね。
ジェルサン夫妻は、小さなバニティミラーを顧客に向けています。絵画作品の解釈では、鏡に見入る姿は虚栄心を表すようですが、実際にジェルサンのお店ではこうしたアメニティを扱っていたのでしょう。
現在、シャルロッテンブルク宮殿の東側にあるフリードリッヒ二世の部屋に装飾された「ジェルサンの看板」。