セルジュ・ルタンス 口コミ・レビュー一覧

ネーミング通りの香りで、とても気に入りました。
熱の名残りもとっくに失われ、もうすっかり冷めきった白い灰。失われた「何か」の存在感だけがそこに残っている、というイメージ（真逆のレビューをされてる方もいて、香りから抱くイメージは人それぞれだなと興味深いです）。
これは「ファッション」ではなく「物語」ですね。私は『ハムレット』のオフィーリアを想起しました。

また、「乙女」といってもけしてガーリーな感じではなく、クラシカルな端正さがあるので、本当に若い子がつけるよりは、ある程度年齢を重ねて他人ウケや他人からの評価をあまり気にしなくなった世代のほうがつけこなせると思います（実際、万人ウケする香りではない気がしますし）。

オリエンタルでありつつ、癒やし系というよりは鋭い薄氷のような雰囲気というセルジュルタンスらしい一癖がありますが、案外季節は問わない感じ。
廃盤になるまでは使い続けたいです。

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「水」の香りとのことで、ユニセックスに使えて良いと思います。付け方に気をつけないとおじさんっぽくなる気がして、買ってからあまり使っていませんでした。

リニューアル前に購入したものを久しぶりにひっぱり出してきたら夏でも良さそうなので、使っていこうと思います。

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真夏以外に使用している、リピート品。
一番長く使っているフレグランス。
パウダリーな感じ。ローズの中にスパイシーさがあるところが気に入っています。

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香りがよい

フローラル系

スパイシー系

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serge lutans

ベリー

春先から使いやすいであろう、ジャスミンとチュベローズの香水。
ディスカバリーに入っていた4mlボトルでのクチコミです。スプレーとは香り立ちが変わる可能性があることをご容赦ください。

オレンジの花ということですが個人的には数回使ってもオレンジは感じないです。柑橘系の花ってそもそも柑橘の香りはしないものなので、イメージ上の話かもですが……。
トップで強く感じるのは明るい印象のジャスミンです。5月頭、道を歩いているとふっと香ることのある生花の香り。すごくいいです。
しばらくするとここにチュベローズかな……って花が絡んできます。今5月終わりですが、私の鼻にはスパイスの香りは出てこないです。時期を変えて検証します。他の花も何となくいるなーという感じ。ブーケみたいなイメージです。
夜に数箇所点付けして、朝には残り香です。ルタンスにしてはあまり強くないのかもしれない。

正直ルタンスの香水は良くも悪くもどんよりした空気をまとったものが多いと思っています。この香水は珍しく明るい色を感じさせてくれる。例えばおなじお花系だと、セロファンの夜は夕暮れ時を思わせます。どちらも一般受けは良さそうかなとは思うんですけど。また同じジャスミン系と言ってもラルリジューズは妖艶な雰囲気なのでまた違う。

お金に余裕があったらボトル欲しいかなって思います。この香り本当に癒される。

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なんとなく玄人向けで自分にはつけこなせないだろうなと避けていたセルジュルタンス。
ルタンスはストーリー性を大事にしているとのことで、どちらかというと香料を見て論理的に好きになりに行くことが多い私とは合わないのかなと思ったし、特にこのストーリーからはどんな香りか想像しづらく、、、笑

ただ、2023年秋のサロパは２日間参加できたので、ルタンスと初めて試し、サンタルマジュスキュルが一番気に入りました。
ローズは唯一といっていいほど全く受け付けない香りだったので、ローズが入っていると聞いた時にはたじろいでしまい、その時購入は見送りました。

でもそのあとからサンダルウッドにドはまりし、もう一度試してみるとやっぱり好きな香りだったので、量り売りのものを買い、試しています。
つけたてはローズの鋭くて強い香りを感じますが、同時にチェリーやキャンディーのような甘さにも感じられて不思議です。お花の香、特にローズ系の香水だと頭痛がしてくることがある私ですが、これは手首につけても寄ったりしませんでした。
そのあとは香りがどんどん丸みを帯びてきて、グルマンともいえるようなキャラメルみたいな甘さが強くなってきます。
私はグルマン系と、ミルキーな甘さを感じるサンダルウッドが好物なのでとくにミドル〜ラストにかけての香りが好みです。
そしてローズの香りは手持ちの中では珍しいので、ある意味良いアクセントになっています。

セルジュルタンスは香りが個性的で強いんだろうと思っていましたが、サンタルマジュスキュルは思ったよりもまろやかに香り、寄り添ってくれるような香りですね。
サンプルを使い終わったらボトルを購入予定です。
あとはアンボワバニールも気になっています。

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バニラキャラメルとお盆の融合。
食べられそうなスイーツの香りと共に、なぜか懐かしいお盆のおばあちゃんの家の匂い。仏壇、線香、迎え火送り火、夏祭り。つまりサンダルウッドですかね。
甘党の私はこの時期でも胸に付けて寝香水にしてます。

ちなみに香水棚に瓶のまま並べてプッシュしてない状態でもこれが一番強く香ります。肌に乗せるとそこまで香らないのに不思議。肌馴染みが良いのか単に漏れてるのか。

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公式のディスカバリーに入っていました。
ブランドでも人気のあるバラの香りです。

これ、ちょっと蒸してくる時期だと甘くて酸っぱくて子供のコロンのように安っぽく感じてしまって無しですが、冬に使うとすごい！
変な甘さ、酸っぱさが立たずに静かに咲く薔薇。うっすらただよう鉄のような香りがただの薔薇で終わらせず、触れがたい強さを感じる香りになります。
冬に使うべき香りですね！
つまり、恐らくですが高温多湿……もとい日本の気候にはもうこれ以上ないくらい向いてない……！
あまりの化けっぷりにびっくりしました。でも最近は関東圏も冬の凍えるような寒さから遠ざかっているので……ちょーっと冷えるな、くらいだとこの香りのいちばん良さそうなところが全く出てこないみたいなんです。使いどころを見つけるのが難しい香り。

なんか失敗したなーって方は、とにかく寒い日に使って見てほしいです。
雪国の人におすすめしたいです。

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香りがよい

フローラル系

香り持続力

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セルジュ・ルタンス公式サイトで香り探しの旅に出て、おすすめの２つからこちらを選びました。こちらの香水は初なのでかなり冒険でしたが、好きなお香系の香りです。
最初は短時間やや草っぽさがありますが、すぐ深いお香系の香りになります。しばらく経つと、少し甘めの香りになりますね。
体温は36度台後半です。

松栄堂の芳輪堀川が好きで、どうしてもその系統の香りを求めてしまいますが、こちらはやや癖はありながら、ずっと嗅ぎたくなるオリエンタルなお香の香りです。いいにおい。

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香りがよい

香り持続力

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お香系

先日友人とLINEをしてた時に、「最近バラの香りの香水にハマってるの」とぽろっと言ったことがきっかけで、
「バラの香り好き？私もいくつか持ってるんだけど、いまいち合わなくて使ってないの。貰ってくれない？」と言っていて、「いいのー？嬉しい！」と言ったら、近所に住んでいるからと、仕事がお休みの日にわざわざうちに色々持ってきてくれた彼女。しかし…

おいおい、、ルタンスじゃないか…！
確かこれは廃盤でプレミアついてなかったっけ…とびっくりしたものがコレ。

ルタンスは、一度マスカラを買って、そのツヤツヤ漆黒の仕上がりにびっくり、しかしなぜかアイメイクリムーバーでも全然落ちない？！なんで？！となったトラウマあり、
（洗面器にお湯を張って、他のクレンジングから洗顔まで終わった顔を再度浸して、乾いたタオルで押さえてから、念入りにオイルクレンジングをしてやっと落ちたのです…）
しかし、香水に関してはダチュラノワールやアラニュイなどのミニボトルをちびちびと使っていてなかなかの好印象だった記憶。

彼女が「私がつけるとバラの香水ってメンズっぽい香りになっちゃうものが多い気がするの」と言うので、そんな相性もあるのか、くらいにしか思っていなかったのですが。

いやはや、これは非常に評価の難しい香りですね。
つけてすぐはディプティックのような自然なバラの香り、そしてミドルにかけてはクリーミーでパウダリーな…ちょうど、トレゾアからバニラやフルーツの甘さを引いたようなちょっと古風な香りとなり、
「香りの変わり方も面白いし、いらないならありがたく貰っちゃおうかしら（＾ν＾）」と思っていたところで、何か…何かが鼻につく感じ。
今まで楽しんでいたバラの香りを邪魔する、何かの香り。

バラとウッディの組み合わせは大好きなんですが、これはまた何かが違う感じ。スパイシーです。
友人がメンズっぽいと言っていたのはこれのことなのかな。
（先程フレグランティカで調べてみて、クローブの香りだったのではあるまいか、と思いました。）

私は、結構メンズの香水にも好きなものはあります。でも…この組み合わせはあまり好きじゃないかも。

ちなみに、私が最近集めていたバラの香りたちをその友人に試して貰ったら、逆にびっくりされたのですよ。
「バラの香りでこんなに優しい香りばかり集められたの凄い！」と…
（中でもジュビリーローズをいたく気に入ったようで、「この香水そんなに安いの？！もう帰りにハウスオブローゼ寄って買いに行く！」と言っていました(*´∇｀*)
オーローズも「ディプティックじゃん！」と嬉しそうでしたが、ジュビリーローズのフルーティーなバラが相当お気に召したよう…）

私は、最初に出会ったバラの香りが高校生の時に出会ったHAPPY BATHDAYで、おそらくそれが原点となっているんだな…と思い、
彼女に「昔KOSEから出てたHAPPY BATHDAYってコロン知ってる？」と聞こうとしてしまったのですが、
よく考えたら、私が高校生の頃なんて、彼女はまだ赤ちゃんで、バブバブしていた頃では…？
さすがに赤ちゃんじゃなくても、まだ保育園か幼稚園では…？と思い出したため口を黙んでしまいました。笑

この香水も、まさに彼女の大学入学のお祝いで頂いたものだそう。
「私もこれはあまり好みじゃなくて。ごめんね。でもこの香りは、上品な男性がつけてたらセクシーかも。彼氏には勧めてみた？」と聞くと、「彼は香水をつけないの」とのこと。うーん。。
「箱に入ってて保管もしっかりしているから、売る気がないならもうヴィンテージとしてこのまま保管するのがいいかも。」くらいしか提案できませんでした。。

しかし、お互いに新しいバラの扉を開いたみたいで、とても面白い体験でした。

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【公式説明】
[夢物語のサンダルウッド]
少年の魂は、いつも教室の天窓を通り抜け、夢の国を漂う。 やがて先生の厳しい声が、彼をこの世界へと引き戻す―「ルタンス！」 ノートに流麗な飾り文字で綴られた、空、花、狼、お姫様…。 白檀の香りは甘くほろ苦く、遠い日の情景のように。

[シルキーでクリーミー、官能的な香り]
白檀（サンダルウッド）、カカオ、トルコのローズ

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最初は量り売りで購入
ファイブオクロックジャンジャンブルを嗅いだときのような衝撃がありました。なんて美しく芳しい香り…すぐに現品50mlを買い求めました。
ずっと気になっていたんですよね?、公式の煽り文。ただ、香りの構成を見て、「白檀も薔薇も苦手なんだよな…多分、苦手な部類だろうな…」と食わず嫌いで避けてました。嗅いでみたら想像と全然違う！良い意味で裏切られました。白檀と薔薇とカカオがこんな香りになる？！笑
ルタンスに共通する、どこか懐かしい香り…ずっと嗅いでいたくなる…というか実際、手首に鼻つけて0距離で嗅いでますw本当に素敵な香り。
ジュドポーに似てると色んなところで言われていますが…似てるかなぁ？どちらかというと、私は、樹脂系のファイブオクロックとかフェミニテ寄りな気がします。フェミニテはミドルから杉とフルーツの甘さがふわふわしてかなりフェミニンな女性寄りになるけど、ファイブオクロックは最後までキリッとしたメンズ寄りの輪郭を保ちます（ちょっと生乾き臭までするw）。こちらは、オクロックとフェミニテの丁度中間くらいの甘さの、新車とか新しいパソコンから匂う樹脂臭という感じ。
ウッディは、メンズだとちょっとキツいし、レディースだと個人的に甘すぎる。ユニセックスのルタンスのウッディは甘さのバランスが絶妙で最高なんですよね。その中でも特に中性的なサンタルマジュスキュルの夢のような世界観は、少女漫画『風と木の詩』を思い出させます。主人公の名前がセルジュなせいかな？w少年のような女性や男装の麗人…ジェンダーレスなイメージの方にぴったりだと思います。

ルタンスのおかげでウッディ大好きになりました。自分が試した中でのルタンスの新車臭ウッディ…甘くない順で
ファイブオクロック＞サンタルマジュスキュル（コレ）＞フェミニテ＞＞バデムデュフー＞ルパルティシップパセ＞ジュドポー（自分の中では樹脂系というよりは薬草グルマンのカテゴリかな）
という印象です。

素敵な香りなので7にしたのですけど、「自信を持っておすすめ」というか、他の方も仰る通り自分のためだけの香りですね。他人ウケはあまり良くなさそうw
1プッシュをお腹に、そこから指先に少しだけとって首筋や手首にチョンチョンとつけて、とても綺麗に長く香ります。
無くなったらまた買うと思うので廃盤にしないで欲しいです。

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