ドラえもんは19年前に声優と製作スタッフが一新されて、大幅に番組リニューアルが行われましたが、リニューアルが行われた理由が、「放送25周年を節目に親子3世代で語り継いでいける番組にする」みたいな趣旨だったと思います。

放送25周年を節目に声優やスタッフを入れ替えたという理由がどうもピンときません。
一般的な感覚だと、別に放送20周年でも放送30周年でも同じ理由付けになると思います。

実際のところ、本当の理由・背景は何だったと思いますか？

当時の記事も添付します。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1734950.html


「放送25周年を節目に親子3世代で語り継いでいける番組にする」という旨の理由ですが大山のぶ代さんや他のベテラン声優陣のみなさんを交代するための後付けみたいに感じてしまいます。


また、大山のぶ代さんを始めとする声優陣だけではなく、プロデューサーや作画監督、脚本家、アニメ監督など製作スタッフを殆ど全て一新されているので、事実上はリニューアルというよりもリブートに近いと思います。


実際、ドラえもんのリニューアルについて、当時の製作スタッフである渡辺歩さんは以下の趣旨の発言をされていたそうです。
ちなみに、渡辺歩さんは旧シリーズ（大山のぶ代さんがドラえもんの声を担当していた時）から続投になった数少ない製作スタッフでした。
下記の参考リンクより趣旨をまとめて記載いたしました。
https://koikesan.hatenablog.com/entry/2021/09/18/202826



2005年の「ドラえもん」リニューアルに伴いキャラクターデザインが変更されることになったことに関して渡辺監督は、「どちらかと言うと難色を示したい気分だった」と仰ったそうです。
そして、渡辺監督は番組リニューアルに対しての葛藤を抱きながらも「だったら、原点回帰だ」と決断して、原作の絵をどれくらいアニメとして再現できるかを重視して新しいキャラクターデザインを設定したそうです。

また、「周辺から「こういう方向で変えてほしい」という指示はあったんですか」と聞き手に質問された渡辺監督は、以下の様に回答したそうです。

「実は具体的な提示というものはなかったんです。どういった方向に変えるかよりも、一度、リセットしようという意向が強かったという印象です」





ドラえもんが声優交代を行った本当の理由について、質問は3点です。
①放送25周年を節目に声優やスタッフを入れ替えたという理由がどうもピンときません。一般的な感覚だと、別に放送20周年でも放送30周年でも同じ理由付けになると思います。
実際のところ、声優陣と製作スタッフを殆ど全て刷新して大型リニューアルが行われた本当の理由・背景は何だったと思いますか？
やはり大山のぶ代さんが病気を理由に降板を申し入れたことがきっかけなのでしょうか？
大山さんが降板を申し入れたことで、テレビ朝日や関連会社などが何度も協議を重ねた上、十分な準備をした上で番組リニューアルを行うというビッグプロジェクトだったんでしょうか？
それとも、大山のぶ代さんが降板を申し入れたことがきっかけではなく、リニューアルを行なった本当の目的は別にあるんでしょうか？

②渡辺歩監督が旧シリーズ（大山のぶ代さんがドラえもんの声を担当していた時）から続投になった理由は何だと思いますか？

③「放送25周年を節目に親子3世代で語り継いでいける番組にする」という理由である場合、現在放送されている現行版ドラえもん（水田わさびさん版ドラえもん）もまた、放送25周年を達成する2030年になると、再び大型リニューアル（声優陣と製作スタッフの総交代）が実施されるのでしょうか？