自分のリズムを取り戻してあげるのが一番。
溜まりすぎた便を出す方法はキシリトール入りガムを大量に食べるとか、野菜ジュース（塩すくなめのもの）を飲むとか方法はあるんですが、そういう状態にならないほうが本当はいいはずですよね。

実は便のほとんどは腸のカスでできているそうで、口から入れた食物は成分の数％であるそうです。看護学校の講師の先生がそのようにおっしゃっていました。
そういった話を聞くと、食べたものでどうにかなるというのは最終的には実はなかなか難しいことじゃないのかなと近頃思います。催すという体の状態を軽く促すことはできても、それをやる本人がキャッチして即実行しなければやっぱりうまくいきません。
急激な生活の変化は、そういったリズムを崩しがちです。
自分がそういった状態なのに仕事中だからと我慢してトイレに行かないこと、ありますよね…。外のトイレでは他人が気になるし。

こういう状態が何度も繰り返されると便を出したいという指令がうまく機能しなくなるんだと思います。そしてそういう状態が長引けば長引くほどいつ出していいのか自分自身わからない。

まずは食事をして、一時間後、自分のおなかの動きを感じてください。のの字におなかを撫でてあげるのもいいようです。おなかの中で何かが動いたり、鳴ったらチャレンジ。
または空腹時以外でおなかがぐるぐる鳴っているとき、これも合図だと思います。

こういったときにトイレに行き、出すぞ～と踏ん張ってみてください。
ちなみに洋式では若干前傾姿勢で踵をあげる格好いがいいらしいです。考える人のポーズが近いかな。その姿勢だと少し腸が肛門までにまっすぐになって出しやすいようです。
このようなことを毎日意識して行うだけで変わっていくと思います。

一週間も溜めているような状態の便はかなり固く、肛門周辺が傷つきやすいと思います。（また逆に水っぽい軟便も傷つくそうです）

できるだけ溜めないように、出すという習慣を取り戻して健康生活を！