イル プロフーモ(海外) / カフェ ヴェール オードパルファム EPS 口コミ

香調はグリーンオリエンタルというのだそうです。
トップもミドルもラストも区別のない調香。


グリーンとほんの少しカフェオレくらいのクリーミーな香り。
名前ほどのコーヒーの主張はありません。
鼻の利く人であればコーヒーの香りがするくらいな。
時間が経つとハーブとフローラルの香りになります。

私にはオリエンタルと言うほどには感じませんが、
一般的な日本人の好みの傾向からすると、
これはクセがある方だと思います。


イタリアの男性が、
昼間にバールでエクスプレスを飲んでいる時に
まとっていそうな香り。
糊のきいた白いシャツと肩に羽織ったカシミアセーター、
チノパンとローファーの伊達男。



ドレスアップの香りではありませんが、
カジュアルというほどくだけてはいません。
少なくともジャージーなスタイルには似合わない。
アイロンの当たったシャツくらい着ていないと、
そぐわない香りです。



私は白いシャツとジャケットの時にまといます。



イルプロフーモは
アロマセラピストで美容研究家のシルビア・カソーリがプロデュース。
既存の製品の香り持続が短いことに注目。
エッセンスを衣服を着るように纏いたいと作り出したもの、
だそうです。


クラッシックライン(EDP)、オズモライン(パヒュームオイル)、
フローラルライン(パルファムコンセントレ)、
というようにラインが分かれており、
レイヤーできるようになっています。

面白いのがクラッシックラインで、
単独での使用が可能なラインで、
全部で１０種類あるそうですが、
チョコレート使用の香りが３種類もあります。
いずれもお菓子のような甘いチョコレートではなく、
カカオのビターな感じがスパイスのように使われています。
グルマンではないチョコレート。


このコーヒーも単純なグルマンではないところが、
同じようにスパイスとしての扱いということで
このブランドの特徴なのだと思います。






ハワイ産グリーンコーヒー、タンゴン、グレープフルーツ、
ローズ、マンダリン 、ゼラニウム、ジャスミン、シクラメン、
レモンハニー、シトロン ゼスト、ホワイトムスク

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