プラダ ビューティ / インフュージョン ディリス オーデトワレ 口コミ

ボトルの佇まいも香調の方向性も好きなのですが…
いまいち使いこなせず、タンスのこやしならぬドレッサーのこやしな一品です。
何故でしょう、キャップが固くて開けにくいのも原因にあるに違いない（笑）

冗談はさておき、こちら、非常に清潔感のある香りです。
オゾンやアクア系の清潔感とは逆でして、
ディリス＝アイリスの引き立ったパウダリーな味わいです。
ただのパウダリーではなくて、グリーン要素も加わって、高級リネンの様な奥行を見せているところがポイント。
デザインからして、グラデーションのかかったフロストボトルに、レザー調のキャップ。
彫があしらわれたプラダのプレート。
うんうん、おとなしくも高級感があります。（お値段的にはむしろリーズナブルな方なんですが。）
ラグジュアリーなホテルっぽいイメージというのには、私も同意です。

私としては、グリーン要素を醸し出しているガルバナムも強く感じられます。
グリーンというより樹木由来ですから、トップよりもラストに行くにしたがってどんどん表に出てくるように思えます。
特に冬場は強く出ますね〜。
ウッディですがしゃきっとした香りです。
実は、私、ガルバナムが苦手なのですよね…。
弱ければ耐えられるのですが、どうも落ち着く香りではなく緊張する香りになってしまう。
人によっては「清楚」「清潔」「さりげなさ」を感じるらしいですが。
…うらやましいです。

ガルバナムの印象が強すぎて、他のノート構成がいまいち確認できていないのですが、
EDPやオムとは若干異なるのは確かです。
本当は、EDTとEDPをその日その日で使い分ける、なんて使い方をしたかったものです。

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