シャネル / シャネル N°19 プードレ オードゥ パルファム (ヴァポリザター) 口コミ

『シルク シフォンが風に舞うように
　軽やかで柔らかなパウダリー ノート

　それは、香りの宝石と言われるアイリスの中でも
　もっとも香り豊かなアイリス パリダと
　新世代のムスクの出遭いがもたらす
　初めてのセンセーション。

　マンダリン、ネロリの快活なフレッシュさ、
　バルバナムの深みのあるグリーン、
　ジャスミンのセンシュアルな
　やさしさとともに奏でられる、
　軽やかな透明感と類まれな気品に満ちた
　フローラル パウダリー グリーンの香り。』

↑店頭に置いてあるカードの文章です。

50mlを購入。完全なるビジュアル買い。
ドレッサーに飾ってワクワクするボトルはココマドモアゼルのシマリングタッチ以来。

30年近く前、海外旅行のお土産に貰ったNo.19はとても青味と苦味が強い香りという
印象が強く、ディオリッシモをずっと愛用していた若い頃の私は数回つけて放置したのでした。

今回ムエットで試香した時は、「フローラルパウダリーグリーンの香り」と
なるほど頷けるパウダリーな甘さを感じました。
腕の内側に吹き付けた瞬間は、嗚呼やっぱりNo.19の香りと思う苦味のあるグリーン系。
でもそれは一瞬で終わり、次はパウダリー全開。まさに匂い袋の香り。『和』を感じます。

この時点では結構好みが分かれる、人を選ぶ香りだなと思いましたが、パウダリーさは
約1〜2時間程で影を潜め、あとは甘やかなジャスミンが控えめに顔を覗かせます。
でも甘さ一辺倒ではなくベースには苦味もあるので、トップノートとの落差に
ちぐはぐさを感じさせないのかもしれません。

晩夏から秋にかけて充分使える包容力のある爽やかさと甘さが同居した香りだと思います。
私はココマドモアゼルのボディパウダーと併用して、重ねづけ的な楽しみ方をしてみようかなと
考えています。

ちなみにこのボトル、プッシュするとフワッととても細かなミスト状にて吹き付けられます。
『纏う』という表現がとてもしっくりと来る素敵な作りだと思います。

買ったばかりなので、現時点の印象で。
また何かあれば追記します。
　

使用した商品

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