シャネル / シャネル N°19 プードレ オードゥ パルファム (ヴァポリザター) 口コミ

お試しのみなので評価はなしで。

“シルク シフォンが風に舞うように”　のコンセプトの、軽やかで柔らかなパウダリーノート。

オリジナルN°19を愛用していた事があり、こちらお試しするのが楽しみでした。
１度目のお試しではあまりにも優しい香りの為、纏った手首に鼻を近づけないと
からずで印象に残らず。。。
２度目の時は、１度目よりも涼しくなったからでしょうか、優しい香りが。

軽やかな柔らかさをより感じやすいようにスプレーまで考えられているのが
シャネルらしい拘りですね。

一般的なスプレーでは噴射に勢いがある為、纏う時に気を付けないとですし
また、カウンター等でのお試しでは手首にプッシュしてくださる事が殆どですので
ワンプッシュでも香り立ちがキツク香害になりやすい欠点が。
ですが、こちら香りが軽い事も１つですが、きめ細かな噴射で肌に馴染みやすく
手首でお試しでも丁度いい香り立ちに。

トップはオリジナルの様なグリーンが香り立ちですが
オリジナルと比べると控えめですぐに飛んでしまいます。
その後、透明感のあるほんのりと甘くて優しいパウダリ―に。
パウダリーと言うとお化粧品ぽさをイメージしがちですが
こちらはとてもとても優しいパウダリー。

ムエットの香りでは、上品で優しいグリーン・フローラルなのですが
肌に纏うと私の場合甘さが強くでるようです。
どちらかと言えばオリジナルっぽさのあるムエットの香り立ちの方が好みなだったり。

苦みや渋みは一切なく、オリジナルの凛としたグリーン・フローラルとは違い
N°19の名前を冠していますが全くの別物。
シャネルの香水と言えば、大人っぽくて香りがキツク主張するイメージですが
こちらは逆にシャネルっぽくない香りで、良くも悪くも平凡な印象。

優しい甘さが幼さを感じさせる様な可愛らしさで、私の場合まるで
ロクシタンのローズ系を纏っている様な印象でした。
ローズ系はローズの香りが出ず、終始可愛らしい甘さが際立つもので
こちらのミドル〜ラストにかけての優しい甘さがロクシタンぽいと感じてしまい。

オリジナルの苦みのあるグリーン・フローラルが好みの方には受け入れにくいかも？
逆にシャネルのフレグランスを試してみたいけれど、あの尖った主張のある香りが
苦手な方には、こちらからお試しされると入りやすいのではないでしょうか。
後、パウダリーが普段苦手な方でも纏いやすい香りだと思います。


トップ：グラース産ネロリ・ガルバヌム・マンダリンオレンジ
ミドル：ジャスミン・アイリス パリダ
ラスト：ハイチ産ヴェチヴァー・ホワイトムスク・トンカビーン

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