シャネル / ル ブラッシュ クレーム ドゥ シャネル 口コミ

目に茜を焼き付ける夕焼けオレンジ、酔芙蓉の花をそっと搾ったピンク、高めの体温が肌内から漏れ出す赤チーク。パケころんとキュートな手のひらサイズで、どれもくっきりいい色で選ぶの難しいです。

＃61デスティニー。
単品で引くと熱っぽいオータムリーフカラーで、ベースに多少トーン左右されつつ赤みベージュやキャラメルオレンジを量の加減で作れます。これかっこいいなー。

あんまり主張するチーク苦手なら、スノーピンクで上から撫でたげても半端ないかわいいし、NARS粉みたいな光の強いの外円から内へ、軽くラメコーティングするようにまぶしていっても。
ダークカラーを最初からカジュアルダウンさせておくと、夜になってくすみも感じにくいです。

シェード入れでおたふくも削れるし、淡ーく仕込んでから＃63で斜めに上げていっても立体感が出せて色々使えそう。

＃63レヴェラシオンは甘くほっぺに溶けていって、すごい女の子な曙に黄み入りマシュマロピンク。
目元を引き立てた日は、くまや赤みを埋没させたマットめベースにふわわっと隠し入れてピーチスキンに。
これと＃64ですごく悩みました。優しすぎるソフトピンクベージュは、肌に馴染んであどけない色白チークになるだろうなと思いました。一日試したけど曇りのない長続き透明感、ってイメージ。

なのに悩んだ挙句結局こっちにしました。オレンジチーク好きなんだけど＃62が気持ちフリヴォル似で断念、じゃ橙色も感じるライトコーラルにしよ、と最後で選びなおしました。既存色になります。

＃66ファンタスティック。今様ローズなきついシャネルカラーも、入れるとルビーで品のいいストロベリー。
表情がころころと色を変えます。
この秋はパープル寄りのチーク1こほしかったので決めてました。色っぽい大人カラーに、ちゃんと深さが潜んでて毒入りの辛味ピンク。

先に置いた＃63にひとすくい足したりしてみます。
もう顔には今日焼け止めかBB的なものしか塗りたくない！って暑さで粉もの拒否中のかたでも、ワンポイントで紅みが加わるだけで、ぼんやりモードが随分改善されます。

ブラシのトップやパフの面でカラーをとって、手の甲数回ノックして入れるだけ。
指先の温かさでツヤを引き出してもいいし、気分＆好みで仕上がりを選べます。
淡ーくほわマットに作ってから軽く指でカラーと艶プラスにぽっぽっと叩いてあげるのも、ファンデの上に置いてベールっぽく粉をかけるのも、クリームタイプは一見めんどそうで自在チークです。

発色はクリアで濃淡つけやすく、さらっと粉に変じて頬へフィットしべたつきません。

ポットじゃなく普通にいつもの黒パケなの見た時は、てっきり光沢でウエットめになるジュレパウダーみたいの予想してて、ソフトクレイな質感だったのびっくりしました。
ぎゅーっと押すと水分が寄りながら動くやわらかさ。
自分で粉チーク練る時もねとんとなるまでクリーム足すし、Diorのクリームブラッシュが好みよりやや硬めで見送ったのもあり嬉しかったです。

シャネル筆ならパンソーや7番スクエア使うのかな？

若干へにゃへにゃになってきた、MACの＃187スティプリング回します。勝手にぼかしてくれ、多色もフィルム単位で重ねられて自然。
しっとりクリーミーなテクスチャーを、すべらせるというより肌が掠め取っていくように少しずつ数回筆をあてると、リキッドベースを動かさないし他の粉とでも簡単に馴染みます。

動物毛だと取りすぎることもある油分を先端のナイロンが調節してくれるから、艶をほしいだけ残したまま手早く置いていけて、ファンデもぴたっと作れるしおすすめです。

ブラシスペースも省かれてるぶんきゅーっとコンパクトスリムで、持ち歩きに向きすぎ。
一辺約5.7cmのケースに2.5g入りイタリア製。

いつもと変わらない密閉度のまんまで、蓋浮きでクリームチークつい干からびさせちゃうし、表面乾いたり小さくなったりを確認してない点が今のとこ懸念ポイントです。
ドームでなく水平に沈み込むタイプだし、固まっても濡れパウダーなんだとそんな気にしないで道具変えながら使う方です。

干ばつ部分やほこりキャッチしちゃった箇所は、パフで僅かに表面剥いで使うとフレッシュな使い心地維持できると思います。試せなかったものもあり、無駄に長いけど第一印象です。

あと前回使いこなせないーと文句いったアクアルミエールが、今回めちゃ使いやすい2色で幸せ。＃84ローズエリクシールはノーリップどんと来いの、とろっと染めてくれる尖りのないカメリアピンクでした。

これと＃66にオンブル限定＃101をシングル入れで、秋の予感だけでも楽しみたいです。

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