ライジングウェーブ / トランスオーシャン サージブルー オードトワレ 口コミ

【駆け抜けて行けっ！】

俺が十八の時、
風呂なしアパートに住んでいた。
深夜の帰宅が多く銭湯に間に合わず
未だに当時の風呂とかシャワーに入れた
記憶が曖昧だったりする。
現代はスゴイなぁ〜
ウェットペーパーシートがあったり、
シャワーが何処でも完備されていたり、自身が
その気なら何時でも清潔な男として胸を張れる。

そしてフレグランスも安価で
質の高い香りが容易く手に入る、
然れど恋愛的なアプローチは現代でも
ツールこそ増えたが、成就に至るまでには
未だに少々面倒くさい。
若者にはさぞかし歯がゆい事でありましょう。
もはや若者とて、
語らずとも恋愛対象への意気込みやマスキュリンを
アピールするには、香り位しかないのではと、
今の時代を危惧する所でございます。

さて本題です。
この香りはライジングウェーブゼロの進化系と
断言しても構いません。
ケミカルさは否めないながらも、
ミドル〜ラストのウッディマリンとムスク、
グレイアンバーの誘いは超絶セクシーです。
特に仄かに艶っぽいマリンノートの　
ロングラスティングは、メーカーである
フィッツさんの真骨頂と言った所で
感心させられるばかりです。
複雑で重く季節的制約を持つ作品より、
若者にも手に取りやすくお値打ちで、
『メロメロにさせてナンボ』で勝負する
メーカーの意気込みに、わたくしの笑顔が
止みません。
素敵な香りとの出逢いは嬉しいものです。


『夏の恋、咲いて散らして　駆け抜けて行けっ！』

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント  (提供元：未記入)