ドルチェ＆ガッバーナ ビューティ / ジ・アイシャドウ クワッド 口コミ

140 Constrasts

'16秋に日本上陸、と昨年の今頃プレスリリースがあったのになかなか接岸まで辿り着かないようで…。P&Gから資生堂へのライセンス譲渡がうまく進んでいないのでしょうか。D&G公式サイトにはしっかりとしたビューティーページが出来上がっているので、ブランドサイドとしては準備万端、いつでもウェルカム！な感じなのでしょうけども。
とはいえ、結構いろいろなルートから並行輸入品が入手可能であり、わたしはクーポンサイトからセール価格で購入しました。
多くのメゾンブランドのファッションショーでメーキャップを手掛けている"バックステージの女王"パット・マグラス(今年ミホミュージアムでのルイ・ヴィトンのショーにも来日していました)がディレクションしていたこともあり、非常に興味があったコスメ。パット自身の名を冠したコスメ(PAT McGRATH LABS)も年に数回、売り切りスタイルで発表され、ものすごい反響があるアーティストなのですが、こちらは意外にもとても使いやすい色味と高品質のアイテムが揃っています。

わたしが使っている#140はパープル系のとても女性らしい柔らかい目元に仕上がるパレット。トムフォードのセダクティブローズに近い雰囲気です。しっとりしていて発色の良いタイプの粉質で、さすがショーで使われているだけあって薄づきではありません。水あり水なし両用とのことですが、そのままでも高発色なので水ありにしたらアイライン級の発色になりそう。
そしてパレットは手のひらに収まるコンパクトサイズで、1色1色がお上品な量。トムフォードと真逆です(笑)。ベルベットタッチのカバーが付いている点だけ同じです。4色の色合わせはシャネルのキャトルに近いかも。奇抜さ斬新さはないけれど、絶妙なカラートーンの違いを楽しむ組合わせです。
わたしが持っていたD&Gとパットそれぞれのイメージではもっと"攻め"の雰囲気があるのですが、なかなかどうして女性の柔和な部分を引き出すのが得意なブランドかも知れません。もっとも、リップカラーはカラーシェード豊富で強い色味も多いのですが、アイテム全体を見回してみて抱く印象は「フェミニン」です。
また購入機会が巡ってきたら107 Velvetと146 Lushiesにトライしてみたいです。

(2017年7月クチコミを前商品登録ページより転載しています。時間軸は当時。PAT McGRATH LABSコスメは2018年秋現在アイテム数も増え商品のレギュラー化がされ、だいぶ入手しやすくなっています)

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