Reveur(レヴール) / レヴール ゼロ リペア シリコーンフリーシャンプー/カチオンフリートリートメント 口コミ

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Chapapaさん
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3購入品

2018/6/24 23:12:04

 ここへ来て、ジャパンゲートウェイというメーカーは自然回帰へといっせいに舵を切った感があります。レヴールしかり。肌洗浄のメルサヴォンしかり。

 ノンシリコンシャンプーの存在を我々に印象づけた初代レヴールは私も愛用しました。続いて発表された「生シャンプー」はなんぞ?!という驚きがありましたが、要するに加熱しない成分を真空パックに入れた独特の構造。他のブランドが気づかないことをいち早く実現させるアイディア力と、人を引き付けるプロモーションで注目されましたよね。

 今までこれというシャンプーになかなか出会えず、最近はディアボーテHIMAWARIの緑ボトルを使っていました。ですがこの商品を見かけたときは小躍りしました。ドラッグストアで手に入るシャンプーで、これほどの成分構成にお目にかかったことはありませんでしたから。
 アミノ酸系ノンシリコンであるのはもちろん、ラウレスサルコシンTEAやオレフィン(C14-16)スルホン酸Naなどの強力な界面活性剤、また確認する限り両面性界面活性剤も含んでいませんし、サロン専売のシャンプーに匹敵するような処方。しかも贅沢なのはSK-2のピテラと同種のサッカロミセス(コメ発酵液)や抗酸化成分フラーレンなども配合されている。そしてトリートメントがカチオン・フリー(シリコン・フリーではありません。ジメチコン配合なので)。自然界に配慮した処方には驚きました。

 実はこうした試みは過去に一度だけ、実現したことがあります。
80年代末期、資生堂がエコロジーをテーマにしたシャンプーを発売。シャンプー後の排水が生分解され、ボトルのプラスティックも土に帰る処方のものでした。
 画期的な製品で私も使いましたが、いかんせんこれが消費者には嫌われた。まず髪へのトリートメント効果に言及が無い。ひたすら環境への無害性にこだわった。加えて当時はまだ、シャンプーの詰め替えという今では当たり前のシステムが無かったため、買うつどボトルを土に埋めるの?といういささか非現実的な理想を疑う人が多かったのですね。

 この失敗を機に、日本のメーカーはことごとく自然回帰に目をつぶりました。
ただどこかで誰かが踏み切らないと、環境に優しくない未来が待っているかもしれません。

 使って驚くのは仕上がりの軽さ。
HIMAWARIは歪みを補正する成分が重さを感じさせるのですが、こちらはまさに「頭が軽い」。きしみ感を気にする方もいますが、予め手のひらでこんもり泡立ててから地肌を中心に洗えば、それほどきしみを感じません。その点で、ボトルの裏に書かれた使用法は信じないで下さい。原液を直接地肌につけてから泡立てたのではすすいでも洗浄成分が残りますし、それこそきしみ感の原因になります。こういう所が☆マイナス要因ですね。

 あと個人的には、香りが大好きです。
ノンシリコンシャンプーでも、界面活性剤というのはかなり原料臭が強いらしく、ごまかすためか香りの強さが半端ない。翌日まで残り続けるほどの香りは、はっきり言って迷惑です。
 こちらの商品は香りのセンスも、強さも合格点。

 そして何より私のような、猫っ毛で薄毛でボリュームが無い人間にとって、これは、涙が出るほど有り難い存在なのだということ。保湿剤が重いと髪の毛同士がくっついて、その分ボリューム感がなくなってしまいます。この軽さは、そういう点でも貴重だと思います。

後記

申し分ないと思われた処方でしたが、いかんせんトリートメントの保湿力が足りないために、髪の根元がチリチリになり、冬場の静電気が半端なく発生。やむなく使用を中止しました。カチオン系界面活性剤を無配合しなければならない理由も、はっきり語られてはいないという点も考慮して、評価を下げました。(6→3)

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