ルイ・ヴィトン / ヌーヴォー・モンド 口コミ

アットコスメ > ルイ・ヴィトン > ヌーヴォー・モンド > 口コミ一覧 > ★キャプテンD★さんの口コミ

クチコミ

クチコミ1件中 1件目を表示

★キャプテンD★さん
★キャプテンD★さん500人以上のメンバーにお気に入り登録されています認証済

5購入品

2018/12/30 15:07:13

本来、1本3万円もするフレグランスの香りが非常に気に入ったとしても、高いな、、、良い香りだけれど手が出せないなと、購入までに至ることは極々稀だ。

ところが、ヴィトンのイベントなどで3万円のフレグランスを紹介されると、確かに高いけど、価格相応の価値がある、いやいやこの世界観や演出や接客などを考えると決して高くない、、、と自分を納得させた結果、ついつい買ってしまう。

特に使用しているマテリアルのこだわりは凄まじく、イベントではそのマテリアルも直に嗅がせていただく機会もあり、都度感動する。

現にこのヌーボーモンドに使われているウードは、その香りに魅せられたマスターパフューマーのジャック・キャヴァリエが、山ごと買い取って抽出したオイルとのこと。
確かに、先に発売されたマティエールノワールのウードと比較すると、マティエールのウードはかなりドライなウッディに対し、こちらはウードは暗く重厚かつ湿った印象で、より男性的に感じる。

ヌーボーモンド(新世界の意)は、旅を愛する男性に捧げた5つの香りのラインナップの中で、新たな文化と出会うことでの人生の変化をテーマにしたフレグランス。ウードウッドとココアの予期せぬ出逢いから生まれた香りとのこと。

トップはスパイシー-フローラル。キリッとしたサフランとローズの組み合わせの、華やかさのある女性的な香りに、うっすらココアのビターな甘さを添えることで、男らしい色気を感じさせる。

ミドルはココア。サフランローズのエキゾチックな辛さを残しながら、ビーンズ感の強いココアのビターな甘さが立ってくる。ココアの更に奥からウードのこもったウッディが合わさると、レザーのような香りになる。

ベースはウッディ。サフランの辛さとココアのビターな甘さを残しつつ、重厚なウードの香りが力強く香る。マテリアルの良さを感じられる存在感のあるウードの香り。ココアのビターさが薄くなっていくと、バニラやキャラメルのようなバルサミックな甘さがウードにまろやかさを与える。そして最後はウードの香り一色に。ミドルまでは2-3時間、甘さのあるウードが6時間程度、最後のウードは丸1日が香るのだから、かなりロングラスティングなフレグランスだ。

全体的に流れはサフランローズ→ココア→ウードのシンプルの組み合わせ。華やかなセピア色の香りから、だんだんダークな印象が強くなり、最後は黒が強く白黒写真のような香りになる。

10-11月は、トムフォードのウードウッドに、華やかさやビターな甘さや力強さを加えることで、少しだけタバコバニラに近づけたようは香りだと感じていた。

ところが12月に入り、寒さや乾燥が一気に増してくると、ウードの力強さがより引き立つような気がしている。個人的にはもっと華やかさや甘さが立って欲しいのに、ウードの暗さがそれらを黒く塗りつぶしてしまうようだ。
もしかするとマテリアルの良さが仇になったのではと感じている。
今のところヌーボーモンドに、欲しかった華やかなを補うためローズデヴァンを重ねたりしているものの、ローズデヴァン単体の香りも好きなので、どうすればいいのやら、、、。

  • C208ED05-54DC-4044-A… by ★キャプテンD★さん
使用した商品
  • 現品
  • 購入品

★キャプテンD★さんのクチコミをもっとみる

ルイ・ヴィトンについて

メーカー関係者の皆様へ

より多くの方に商品やブランドの魅力を伝えるために、情報掲載を希望されるメーカー様はぜひこちらをご覧ください。詳細はこちら

ヌーヴォー・モンドページの先頭へ