the Balm / Balm Shelter tinted gloss SPF17 口コミ

POPなパッケージが可愛くて気になっていたブランド・The Balm。
日本から撤退したセフォラで取り扱っていて、スペイン在住のわたしには結構おなじみです。
リップアイテムで唯一SPFがある！ということで、SALEの時にまとめて2色購入。

私事ですが、無謀にもアラフォーで歯列矯正を始めて、リップメイクにはNGが多いかも。
歯みがきやゴムかけで口を触る機会が多く、以前より乾燥とリップの落ちやすさが気になって…
ティント・マットリキッドなど落ちにくいものか、こまめに塗れるグロスに頼りっきり。
さらに日常では、唇がデリケートで ちょっとした外出でもUVカットは必須。
グロスでちょっと色がついてUVケアまでできるなんて、待ってました！って感じです。

Girly Girl（ガーリー・ガール）はゴールドシマー入りのピーチ系ピンク。
Daddy's Girl は『パパっ子』なんてあざといネーミングどおり、女子力高めのベリー系カラー。
どちらもカラフルな見た目と反して、実際つけるとクリアに近いかなりの薄づき。

まず使用感について。バブルガムみたいな強めの甘い香りがアメリカ〜ンな感じ♪
結構持続するので無香料派には厳しいけど、キツすぎる香りは酔っちゃうわたしもOKでした。
スリムな容器と長めのチップも好み…なのに、ここで重大な事実が発覚。
ねっとり固めのグロスに対して容器の口が細すぎるのか、液がチップに全然ついてこない！！
上唇だけで2，3往復するほどちょびっとの量なので、心が折れかけたけど気を取り直して…

テクスチャーは固め。ハチミツどころか、ねっとり粘度が高く水あめくらいの固さ。
ぷるんと濡れたようなツヤ…というよりは、密着感があってテラテラした独特のツヤです。
縦ジワが消えるほど厚塗りもできないし、ツヤ自体はごくごく控えめで昔のグロスって感じ。
どこかのオーガニックブランドのグロスでこういうのあったな！っていうクセの強い質感で
実際メインはホホバオイル・3種類のワックスなど、成分もナチュラルなものが目立ちます。
粘膜につくと、糸引いたり 口角にモロモロした何かがついたり…と見た目汚いのが残念。
ただ内側に塗りすぎないのだけ気を付ければ、固めでしっかり密着するのでもちは良いです。

何度か使ってみての感想は…いい所も悪い所もあるので、正直複雑なんですけど
まずは良い点から。
1．ほぼクリアでほんの〜り色づくタイプは薄れてもナチュラル。すっぴん時のリップに◎
2．飲食しなければ2〜3時間と、グロスにしてはもちが良い
3．薄れたりオフしたあともパッサパサにならず、唇が元気な感じ。
　 地味〜にオイルがいい仕事してくれてます！下地にリップクリームも特に要らないし。
続いてダメな点は…
1．容器とチップが意外と困りもの。上下塗るのに7，8往復と、チップにつく液が少なすぎ！
2．ツヤが控えめで、色もあまりつかないので単品ではいかがなものか。
…なんか褒めてるのかディスってるのか、微妙な心境です。

とは言え、犬の散歩や近所で買い物など、短時間の外出が多いわたしは
すっぴんだけど顔はUVスプレー・リップはこれで、出かける前にササッと準備できて便利。
あと思ったのは、単品だと控えめすぎて メイクするぞ！という日にはもの足りないけど
しっかり染まるタイプのティントを使う日は、お直しにティントを重ねると濃すぎるので
これでツヤだけプラスして ついでにUVカットも…なんて、悪くないです。
このご時世マスクについてしまうリップメイクは使いづらくて、しばらく封印してましたが
パール入りで発色は弱いGirly Girlは☆4、血色カラーが可愛いDaddy's Girlなら☆5かな。

使用した商品

• 現品
• 購入品