セルジュ・ルタンス / La Couche du Diable 口コミ

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新真昼さん
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4購入品

2020/1/27 17:31:26

ウード系の香水が欲しいと思っていたのですが、どのブランドもかなり高価(ヴィトンは40000円!)。なにか初心者にも優しいものはないかと探していたらなんとルタンスから発売されると。しかも通常ラインで(セクションドールじゃなくてよかった)。
“couche”というのは「オムツ」ではなく「寝床、ベッド」という意味だそうだ。

“[悪魔の寝床]悪魔に厳命を下すために、地獄に行く必要はない。
求めよ。この地は与えるであろう。
奥底深く赤々とくすぶり続ける焔のように
罪への耽溺と悔恨が夜を支配する。”(公式サイトより)

相変わらず公式が最大手ポエマーでこれじゃどんな香りか全然わからん。

付けた瞬間、焦げたようなラブダナム&アンバー!!!ガツンと鼻にくるオリエンタル。まさに液体の色から想像するような香り。少しサフランやシナモンのスパイシーな風味もしてきます。

ウード系の香りもするものの、ラブダナムとアンバーがかなり幅をきかせているためウードっぽさは控えめ(そもそもウードの香りはラブダナムとパチュリを合わせて作るらしいから一体化しているのかも)。通常ラインの作品ということもあり、そもそもの原料として高価なウードはあんまり入っていないんでしょう。

「悪魔の寝床」というキャッチーなネーミングの割には悪魔感も抑えてあり、使いやすくて品のいいオリエンタル。恐ろしい大悪魔ではなくキレイにまとまった小悪魔(?)という印象。なにしろ、最初香りを嗅いだときの感想は「焦げた黒糖付きのみたらし団子だ!」だったし(くいしんぼか)。

ウード系にしては思いのほか上品で小綺麗、使いやすさや親しみやすさもある方。でも、その優等生ぶりが仇となってアンブルスュルタンやパルティシップパセと印象が被るし、香りが名前に負けているように感じる。「悪魔の寝床」という名前だけならムスククビライカーンの方がしっくりくるように思う。

キーノート:アガーウッド、ラブダナム、タンジェリン、オレンジ、シナモン、ローズ、サフラン、ムスク、アンバー、ウッディノート
調香師はクリストファー・シェルドレイク。
(フレグランティカより)

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