イヴ・サンローラン / ピュアショット ナイトセラム 口コミ

肌ストレスに働きかけ、美肌のためのバランスを整える夜用美容液。
ムーンライトカクタスオイルとグリコール酸の二層からなっています。
発売前にカウンターでサンプルをいただき、つけた瞬間に「発売したら絶対に買う！」と即決しました。
発売後すぐに購入し、以降ほぼずっとリピートしています。

ムーンライトカクタスは一年に一度、ひと晩だけ咲く非常に希少なサボテンの花だそうです。
硬いサボテンをかち割るように咲き、ひと晩しか咲かないがために豊かな芳香で受粉を誘うという花から抽出されるオイルと聞いただけでも、そのミステリアスかつ強い生命力をそのまま享受できそうな気がして、わくわくしてしまいますが、実際に使用しての実感も折り紙付き。
グリコール酸についてはご存じの方も多いかとは思いますが、軽いピーリング効果があり、ターンオーバーを整えます。
皮膚薄のためピーリング系の常用はあまり向いていない肌質なのですが、こちらについては毎日使用しても特に刺激などの問題はないままほぼ丸1年が経とうとしています。

容器はキャップ付きのディスペンサー式。
化粧水の後、他の美容液の前に使用します。
（もちろん他の美容液と併用せずに単体でも使用可能）
二層式のため、使用前にレフィル部分のみを取り出してよく振ります。
夜用とされていますが、紫外線対策をしっかりと行うのであれば日中の使用も可能とのこと。
（私は念のため夜のみ使用しています）

液はサラサラで素早く肌に浸透するオイル状。
テクスチャ自体がサラサラしていることと浸透が異常に早いことから、後肌のベタつきはなく、プレ美容液として使用しても他の美容液の浸透を妨げることはありません。

サンプルの使用段階から感動したのは、肌につけた瞬間からのキメの整いぶり。
「整う」と言うより、もはや「整列する」と表現したいくらい、感触も見た目もピーン！となります。
キメが抜群に整うので、必然的にツヤが出ますし、翌朝のベースメイクの仕上がりも格段に上がります。

コロナ禍以降、マスク起因の摩擦や乾燥と自粛生活起因の精神的ストレスによる不調が時々出てしまいましたが、こちらを使用することで乗り切ることができました。
また、花粉飛散時期は肌が荒れやすいアレルギー体質でもあるため、ここ数年は花粉から肌をガードするベースメイクで不調を抑えていました。
しかしコロナ禍という環境の変化のもとではまた花粉でも荒れるかもしれないと覚悟してはいましたが、特に不調を感じずに過ごせたのは（もちろんこれまでに構築してきた対策の力も大きいですが）こちらによるところもあるかと思います。

気になるのは、連続使用で肌が慣れる印象が強いことと、容器の使いづらさ。
使用開始から半年ほど経った頃に、効果が薄らいできた気がしたので、他ブランドのプレ美容液に一時的に乗り換えていました。
そして今、再び同様に効果が薄れてきている気がしているので、また違うプレ美容液のお試し期間に充てようかなと考えているところです。

容器はレフィルを回してカチッと留める構造ですが、この留めがかなり甘く、簡単に外れます。
使用前にシェイクする段階でレフィルだけを取り外すのですが、そうするとキャップが開けづらい。
かと言って再度容器に立て直しても、“回して留めるけどすぐ外れる”構造のせいで、やはりキャップは開けづらい。
レフィルだけだと自立不可のため、容器は単なる“見た目が良くなるだけのスタンド”って感じです(笑)。
もう少し何か、なかったのかな。

と、まぁ色々文句も書きましたが、美容液を何種類も常備している私が夜だけは飽きずにこちらばかり愛用するほど気に入っている商品です。
もちろんこれからもリピートする予定なので、良くない点も含めて付き合っていきたいと思っています。


◎良い点◎
・キメが整う
・外的刺激や内的ストレスから来る肌疲れに効く
・レフィルで少々お得にリピートが可能

×良くない点×
・中長期的に使用し続けると、肌が慣れ効果が薄れる感覚あり
・容器が使いづらい

使用した商品

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