ジバンシイ / ジェントルマン オーデトワレ インテンス 口コミ

2021年6月4日発売の比較的新しいGIVENCHYのフレグランス。

トップノートはベルガモット、カルダモン、スパイシーな香り且つ、バジルの甘さ、奥にいるシダーウッドの主張で、スパイシー＆スウィート＆ウッディな印象。最初に付けた時はオールスパイスやシナモンの香りを彷彿としました。気温が低いと特にスパイス感を強く感じ、エスニックな雰囲気。この時点でかなり好みが分かれる香りだと思います。正直トップノートは余り好きではありません。

体温が高いせいもあり、トップノートは数分で終わり、ミドルノートに突入します。
アイリスの優しい甘さと、奥に居るクマリンのバニラ系の香りが合わさり、優しくも重めの甘さのある香りに。パウダリー感もあり、ややクラシカルな印象。「古臭い」と取るか「高級感」と取るか香りを嗅ぐ人に寄って分かれそうな印象です。この時点でスパイシーな香りはかなり薄くなっています。

ラストノートはそのままウッディ+バニラ。
この辺りはジェントルマン オーデパルファムやπと通じる部分があるような気がします。
最終的にはバニラの香りのみ残り、あまーい香りが残ります。
この香りが長く続く印象。

ミドルノートまではかろうじてメンズらしさを保っている様な気がします。
ラストノートはジルシチュアートのヴァニララストの様なバニラ全開の香りです。
自分の場合はものの15分程でラストノートになります。

香りの印象としてはクラシカルなニュアンスもあるので、20代後半〜の印象。
後半になるにつれて甘さが強く出るので、秋冬のイメージです。

「良い香り！」と言われる時と「うーん…」って言われる時が半々なので、やはり好みがハッキリ分かれる香水かなとは思います。よく女性ものの香水を付けてると勘違いされる事もあるので、女性が付けていても違和感が無いと思います。

比較的香りが強い方だと思うので服の中に付けないと、香害になる可能性があります。
持続力は高く、ラストノートが長く続く印象です。

店頭でムエットで試した時はスパイシーな香りが強く、あまり甘さを感じませんでした。
ムエットの香りと全く違う香りになりますので、店頭で試す際は肌に乗せて貰ったほうが良いかも知れません。

無難な香りよりも癖のある香りが好きな方にオススメです。


香調：アロマティック・フローラル・ウッディ

トップノート：ベルガモット、カルダモン、バジル
ミドルノート：ブルーアイリス、シプレー
ラストノート：ヴァージニア シダーウッド、クマリン　

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