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レモンヴァーベナとベルガモットから始まるトップ。香水好きになると柑橘系の香りから離れがちになるけれど、やっぱり心地よいと感じる。ヴァーベナのグリーンな側面が、ベルガモットのみずみずしい甘さをより引き立てている。
ミドルはハーバル&ウッディに傾く。タイトルにもあるラベンダー、セージのスパイシー感とプチグレンのドライなウッディの香りがメインだ。ラベンダー自体はフレッシュでフローラル感が強いタイプだが、ウッディ&スパイシーな他の要素が強いためメンズフレグランスよりの印象。ここまでで約3時間ほど。
ドライダウンはベチバーがメイン。ほんの少しだけトンカビーンの甘さを添えつつ消えていく。ここの香りは1時間ほど。現行のラールエラマティエールの中ではかなり軽い香りだ。
ライトでフレッシュな香りだから誰でも性別関係なく使える、というわけでもなく、ミドル以降はかなりメンズ寄りの香りに展開していくため、いわゆる「外資系のメンズフレグランスっぽさ」を好まない人にはハマらない。その辺は元々「ルフレンチー(=フランス人男性、要はメンズフレグランス)」という名前だったのだから仕方ないのかも。リニューアル前後で特筆すべき違いはないように感じる。昨今のジェンダーレス意識の波に呑まれて、無難な名前に変えられてしまったのだろうか。
それにしても、いくらラベンダーが真っ直ぐ伸びるからといって、「アートに例えるならエッフェル塔」は無理ないか?
トップ:レモンヴァーベナ、レモン、ベルガモット
ミドル:ラベンダー、プチグレン、シトロン、セージ、ネロリ
ベース:アンバーグリス、ベチバー、トンカビーン
調香師は、ティエリー・ワッサー。
(fragranticaより)
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