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オーデバン=風呂の水。そう考えるとお風呂の残り湯か?と思ってしまうがもちろんそんなことはない。オードトワレ=身支度用の水と同じように、お風呂で使う用のフレグランス、という意味だ。バスルームに使用したり、風呂上がりにまとうための香水。
青い液体をスプレーすると、甘いオレンジブロッサムの香りが拡がる。この感じはどこかで嗅いだことあるなと思ったら、ワサ作のプティゲランのトップに似ている。でもプティゲランと比べると少し甘さ抑えめで大人びているのは、オレンジフラワーの後ろに少しグリーンの気配があるからだろう。
ミドルになると、オレンジフラワーの残香の下からふんわりとムスキーな香りが漂ってくる。ほんの少しアーモンドのツンとした苦味を伴いながら立ち上るムスクの香りは、ソーピー過ぎずパウダリー過ぎずふわふわとその中間をキープしている。
ムスキーな香りに、バニラの甘さが感じられるようになるとドライダウン。持ちはニ、三時間といったところ。
レビューの最初でプティゲランに似ていると言ったが、そちらと比べるとわかりやすい甘さやソーピーな印象は控えめ、よりファインフレグランスらしい香りに仕上がっているように感じた。
バスルームでも使えるものなのでもちろん実際に使用してみた。だいたいニ、三プッシュで充分とのこと。シャワーの湯気に温められてオレンジブロッサム、ムスク、バニラが一気に香り立つ贅沢なバスルームに。いつもの風呂なのになんだか広くなったような気がする(※気のせい)。
旧ボトルは終売してしまったが、今ではラールエラマティエールのEDTライン「レマティエールコンフィダンシエル」のひとつ、「オースクレット(秘密の水)」という名前で値上げして販売されている。オースクレットはキュヴェセクレットの改訂ではないのでご注意を。
※今は更に改名されて「オーデコトン」という名前で販売されている。
トップ:オレンジブロッサム、ベルガモット、レモン、グリーンノート
ミドル:アーモンド、ホワイトムスク
ベース:バニラ、プレシャスウッド
調香師は、ティエリー・ワッサー。
(fragranticaより)
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