ゲラン / ミツコ オーデパルファン 口コミ

香料については詳しくないので、香りの細かなレビューは書けませんが、個人的に調べたことの記録と言う意味でも、以下にメモを残します↓

ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズが愛用している香水ということで。洋楽好き、ロック好き、何よりストーンズ好きとしては是非嗅いでみたい…！と思い、店舗に行き、まずは試しにムエットを頂きました。とてもいい香りだったので、数日後には現品購入してしまいました。高かったけど…泣

フランスの小説「ラ・バタイユ」のヒロインである神秘的な日本人女性ミツコが名前の由来になっている、というだけあり、どこかミステリアスで和装にも合いそうな落ち着く香り。

キースはグルーピーの中の１人が着けていたこの香水を気に入り、自分でも使うようになったそうですが、確かにそこまでフェミニンな印象が全面に出た香りではないので、男性がつけていてもあまり違和感は無いかも。

ロックスターがつける香水ということで、スパイシー且つ強めの印象の香りかと勝手にイメージしていたのですが…落ち着く、上品な香り。ちょっと驚きました。

香りの分類で言うと、シプレー系というのですね。木や土、スパイスやレザーのような香りのことを言うそうです（私はゲランのパンフレットを読んで初めて知りました）。

世界で初めてピーチの香りをフレグランスとして取り入れた香水だそうです。トップノートはベルガモットの香りや森のような香りの方が強く、ミドルになってからのほうが桃の柔らかな甘さが前に出てくる感じがします。

ゲランには歴代で五人の専属調香師がいて、（ゲランの店員のお姉さんが、「専属の」調香師がいるブランドはゲランやシャネルくらいとおっしゃってました。凄いなぁ、ゲラン！流石、香水から始まったブランドというだけある…）三代目のジャック・ゲランが1919年に生み出した香りだそうです。なので古典的な匂いではあります。が、個人的には最近流行りのライトな香りよりも、古典的な香水の香りの方が好きです…。ミツコよりは後の時代ですが、シャネルのNO.5とか（ド定番、超王道！）も大好きな香りです。

私の年齢では、外出時につけるのはちょっと大人っぽすぎるかなと思い、本の栞に吹きかけたり寝香水として使うことの方が多いです。

名香と名高いミツコ、何とも落ち着く神秘的で素敵な香りで、出会えて良かったです。キースありがとう…！

外出時にほんのり香らせるための、現代の流行にフィットした、誰からの好感度も高いような香水も好きです。でもやっぱり、こういう本当に自分の好きだと思える香りを（自分や自分の年齢に合ってるかとか気にせず、周囲に漂う香りが強くなりすぎていないか等考えず）ただひたすら、自分のためだけに心置きなく家で纏う時間は、何にも代えがたく大好きです。

これからも洋楽沼や香水沼の浅瀬をゆるく楽しんで行きたいなぁ。

と思いつつ、香水のボトル購入はお金がかかるので程々にしなければ…(-_-;)

使用した商品

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