グタール / ル シェブルフイユ オードトワレ 口コミ

友人がヨーロッパ旅行に行くとのことで、生花に近いハニーサックルかレモンティのような香りのする香水をリクエストしてこれを買ってきてもらいました。

想像していた香りとは少し違いましたが、全体しては確かに精油感や青さ加減といい、ハニーサックルを上手く再現した綺麗な香りだと思いました。

ただ、生花に近いと言われたら違うでしょうね。ところどころ精油っぽいジャスミンサンバックが現れては消えたりを繰り返し。手首を鼻に押し付けて嗅いでみるとジャスミンの匂いが圧倒的に強い。
意外にもジャスミンが強く主張してくるのがちょっと残念でした。

ミドル以降、じわじわといい感じのハニーサックルになってきた？と思うと途端に匂いが飛んでしまいます。わたしの肌では３時間はもたないような。コロンのようにバシャバシャ使ってしまう為、減りが異常に早く、100mlなのにすでに半分しか残っていません。

個人的には、似た香調で、過去に使っことのあるパラッツォヴェッキオ（フィレンチェ）のハニーサックルの方がこれよりももう少しフルーティでわたし好みでした。こちらはトワレではなくオーデパルファムだったので、しっかりと香ったし香り持ちも良かった印象があります。

後サンタマリアノヴェッラ（こちらもフィレンチェ老舗の薬局）のカプリフォーリオがこれに似ていますが、こちらはもっと野性的で生花っぽいと言うよりもプチグレンが強く香る印象です。

これらはどれも派手な香りではなく、至って素朴ですが、万人ウケする、日本人には特に好まれ易い香りだとは思います。ただ、あえてこのお高いメゾンを選ぶ理由は見当たりません。

別にこれでなくても、お手頃で似た香りはいくらでも見つかりそうです。

寧ろ、日本での取り扱いが少なくなったヴェッキオの方が希少価値があるかもしれません。
アニックよりもお手頃なので、今後はそこで気に入った香りを見つけたいと思います。

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