MONTALE（モンタル） / アロマティック・ライム 口コミ

5ml程の小分けを頂いて、使用しています。
コンポジションは、ライム、ビターオレンジ、サフラン、ガルバナム、ミルラ、ベチバー、サンダルウッド、パチョリリーブス。

名前からして、スッキリとしたフレッシュで滴るようなライムを想像していたら、予想に反しシプレでした。
トップからガツンとした湿っぽい酸味を含むパチョリで、「リーブス」のスモーキーさは特に感じません。
ガルバナムもかな、きちんと苦味が活かされています。
そこから香りが広がっていくと、ライムとオレンジのニュアンスが嗅ぎ取れますが、前面に出ているというよりはシプレの脇役といった感じ。
甘さが増してきて、心地よいハーバルシトラスが楽しめるかと思いきや、柑橘の定めか早々と姿を消してしまい、輪郭の曖昧なウッディに。
後にはツンとした酸っぱいウッディの残り香が。

トップが強く徐々に香りが弱まっていくタイプで、個人的にはミドルの数分表れるビター・シトラス部分が好きです。
ラスト近くの香りが弱まりぼんやりと香る部分は、ロシャス・ミステアと近い気がします。
ライムというよりは、ビターオレンジ＋シプレだと思います。
好みの問題ですが、同じような香りならシスレー・オードソワの様に、ミドル以降がくっきりした香り方に惹かれるので、私には小分けで充分かな。
シプレの中では、重厚感（化学香料というよりは精油の強さ）はありつつ全体的にはそこまで重くないし、トップを過ぎれば柔らかくなります。
好みでの評価なら、☆3.5くらい。

使用した商品

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