資生堂 / FEMINITE DE BOIS（フェミニテ　ド　ボア） 口コミ

昔、かの有名な「香水図鑑」にスーパーモデル愛用の香り、として載っているのを見て、資生堂の海外での評価が高いことをはじめて知りました。アメリカやイギリスの香水本にも必ずといって良いほど紹介があり、たいていべた褒めされています。ずっと欲しいなーと思っていたのですがようやく入手しました。ウッディ・スパイシィの感じがキャロンのサクレとちょっとだけ似てます。「森の優しさ」、というよりは挑発的でかつ荘厳な感じです。完成度はかなり高いです。資生堂凄い！
妙になじみのある香りがすると思ったら、日本香堂が出している「ヒノキの香り」の線香と似ていることに気がつきました。じゃあヒノキが入ってるんだと思ったのですが、あれ？？この香水は杉がベースですね。と思ったら、線香の方に糸杉のエッセンスが入ってました。私の脳内でエンドルフィンが大放出しそうです。即席森林浴。
（手元の某香水本によるとセルジュ・ルタンスは1年のうち半分をモロッコで過ごすそうです。この香水のベースの杉もモロッコのatlas cedarwoodから着想を得た、とのこと。ルタンス一連の香りが中近東にインスパイヤされ云々は、ここあたりから始まっているようですね。）

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