セルジュ・ルタンス / ダチュラノワール(Datura noir) 口コミ

やはりこちらは非常に季節を選ぶ香水ですね。
まさに空気が乾燥し冷たい風が頬を打つ...これからの季節、ダチュラは本領を発揮するのだと言う事を痛感いたしました。
空気が潤んでいる季節では、せっかくのダチュラのイメージである毒毒しさが、うっとうしく感じられます。
乾いた空気の中では、ほんのりとパウダリーな中に妖艶な蜜の毒気が感じられ...

「これぞ女の正体見たり！！...？」

しっかりとお手入れされた肌、髪、爪...そして、上質でシンプルな服、それに...ダチュラ...。

むせ返る様な暑い夏にはこの香りは安っぽく、
キッチュなムードを作り出すのかも。


＊＊以前の口コミ＊＊

子供にスプレーノズルの所を嗅がせると「杏仁豆腐のにおい♪」と即答されました。
確かに初め杏仁の香りが強烈に主張しますが、その後、様々な花香が乱舞。
そして、余韻を残しながらクリーミーな甘さへと...。

その日の気温、湿度、気分によってもコロコロイメージが違います。
あちゃ、手に追えないって感じです。
そうかと思うとしっかりと肌に馴染んでくれる時もあり、そういう意味ではミステリアス。

全体的にはクリーミーな女性的な香りです。
でも、自分の目指す所の女性像とは違います。（コレには、お茶目な可愛らしさがないの！？）

ダチュラの生花の香りは軽いレモン香なので、
こちらのメインとする香調とは違います。
全草、強烈な幻覚作用をもつと言われているダチュラ。
また、蒸し暑い夏、夕暮れに群生して咲く様はまるで女性の怨念を思わせ、、、
そのイメージで作られた香りなのだと思います。

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