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サンプル(1.5ml?)使用。3,4回使ったのでコメントさせてください。
付けた瞬間、ペンハリガンの「マラバー」に似てると思いました。オレンジとスパイス(カルダモン)の組み合わせが同じなので、当たり前といえば当たり前ですね。
でも、違いはすぐに気付きます。こちらはマグノリアが入っているので、後味がほんのり甘いんです。イランイラン(興奮剤・笑)も入っているので、何だか体が熱っぽくなります。さらに、ローズとジャスミンが鼻に抜けるように強く香ります。この2つの花はミドルから出てくるそうなのですが、私の場合、最初から強く香っています。
ミドルでは、ローズとジャスミンはそのままに、徐々にシナモンとブラウンハニーが登場。それから、ローズとジャスミンが薄れはじめ、シナモンとブラウンハニーが主張し始めます。シナモンとブラウンハニーというと何ともやさしげな印象ですが、人工香料のせいか理由は分かりませんが、比較的ツンとした香り立ちです。
ラスト。これが面白いんですが、ごく自然にバニラとすりかわります。はじめからバニラの香水だったかのように。感動しました。バニラのほか、ホワイトムスク、サンダルウッド、アンバー、パチュリ、ベチバーも香りますが、あくまでバニラが主役。それ以外は、バニラが大人っぽく甘く香るように引き立てる脇役です。そして、強く長く香った後、徐々に薄くなっていきます。
バーニーズのサイトで、「…始まった恋がやがて深まってゆくシナリオをトップからラストに移りゆく香りの変化で表現した恋人たちの香り…」と表現されてますが、まさにそんな感じがします。
恋の始まり(トップ)は、ちょっと緊張しているというか、おすまししているというか、いい意味でとんがってます(オレンジ・カルダモン)。でも彼への「好き」の感情は全然隠せていない…(甘い蜜たっぷりのマグノリア・官能的なイランイラン)。
付き合ってしばらくすると(ミドル)、彼に徐々に心を許して丸くなっていきます(シナモン、ブラウンハニー)。この香水の中で一番大人しい感じがします。一緒にミルクティーとかクッキーとか食べてそうですね。
お互いを深く知り合った後(ラスト)も、ますます甘く熱く、永遠に…という印象です(ホワイトムスク、サンダルウッド、バニラ、アンバー、パチュリ、ベチバー)。
終始情熱的な愛の物語。最後にちょっとだけ気を許す(=甘さが出る)マラバーのクールさとは大違い。ま、どっちもいいですねw
ひとつだけ残念なのは、天然香料じゃないこと。最近天然香料のものばかり纏っているせいか、香りが鼻を刺すように痛い。。(涙) 香りとしては好みだけに悲しいです。。
トップノート: オレンジ、イランイラン、マグノリア、カルダモン
ミドルノート: シナモン、ブラウンハニー、ローズ、ジャスミン
ラストノート: ホワイトムスク、サンダルウッド、バニラ、アンバー、パチュリ、ベチバー
超・余談: この香水をつけると、何故かえらく興奮させられます。普段付けないイランイランやバニラが入っているせいかな。モチベーション(何の!?)を上げる道具として使うかも。笑。
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