鉄舟ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ / まつ毛用コーム 口コミ

齢３７にして、未だバッサバサまつげに憧れる私。
友人曰く、『だちょうまつげ』。
ダチョウまでとは行かずとも、せめてエミューレベルまで上げたい。
だからこそ、ビューラーとマスカラ下地＆マスカラは厳選に厳選を重ねてジプシーになったのであって。

えぇい、えぇ〜い、と糊で固めたようになるまで下地を重ねまくり、ロング効果のマスカラ+ボリュームタイプのマスカラを。
当然のことながら、日によってとんでもなく不自然になることも。

ある日、仲良しメンバーさんとマスカラ談義をしていたとき、『ｉｌｍａｎａちゃん、コームは何を使ってる？』と不意打ちをかけられ。
使ったほうが良いのはわかってるんだけど、コームは何が良いのか、はたまたどの段階で入れればいいのかわかんないの。
『私は、下地の段階で入れてるんだ。』
え。
カルチャーショック！！

下地の段階で、コーム？
え、え、じゃ、コームは何がオススメ？
『鉄舟に敵うものはないよ〜』

言わずもがな、帰り道にオレのマツモト薬局で捜索さ！
カネボウ、カネボウ…　ナイじゃん。
ちょいと給仕さん、カネボウの鉄舟ってぇまつげコームを知らぬかえ？
（力いっぱい上にかぶさったぶら下がり商品をめくり上げながら）『コチラです！』
おぉ。この手羽先フォルム！コレコレ♪

帰宅し、その鋭利な櫛の目を、サイコな目をしつつ指先でなぞる。
こりゃ細かく梳けそうだわ。
折り畳んでポーチへ…　
アウチ！指に櫛の目が刺さります。
殺傷力高！扱い注意！

果たして翌日のメイク時。
下地〜下地〜　コーム！（この段階では何がなんだかわからず）
そしてロング効果のマスカラを塗布。
あらー。いつも気を抜くと海産物と化するのが、シュっと伸びてゆくではないですか。
さらに、ボリュームタイプのマスカラを根元からたっぷり重ねる。
そしてそっとコーミング。

以前使っていたプラスチック製のコームは、せっせとマスカラで増築した部分がコームにさらわれてゆきました。
が、鉄舟さんは違う。
憧れの、根元が太くて先端がスゥっとしたまつげが完成（涙）
鉄舟さんにマスカラ汚れもそんなについてない。
おぉ、なぜに私は今までコーミングという大切なプロセスを外していたのか…
そして、なぜにネーミングが鉄舟なのか。
鉄舟といえば、江戸城の無血開城を実現した幕末の偉人「山岡鉄舟」じゃないか。

何はさておき、そうそうぶっ壊れるものでもなさそうだけれど、万が一手元から消失することがあったならば、迷うことなく２号機を買うであろうお品。

メイク小物の大切さをしみじみ痛感したｉｌｍａｎａさんでした。

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